長野vs宮崎の見どころ(明治安田生命J3リーグ第2節:2021年3月21日)
一覧へ明治安田生命J3リーグ 第2節 2021年3月21日(日)14:03KO 長野Uスタジアム
試合終了
11前半0
0後半1
7SH5
7CK3
13FK10
1
昇格候補筆頭と新参者。両者が感じる“1試合の重み”
昨季3位の長野は、開幕から好スタートを切った。讃岐を相手に前半、東 浩史の3年連続開幕弾で先制すると、後半には新加入の山口 和樹が追加点。同じく新加入の森川 裕基が全得点に絡むなど、昇格への期待が膨らむ勝点3だった。
今季の明治安田J3はチーム数の変更に伴い、昨季の34試合から28試合に減少。開幕前に横山 雄次監督は「1試合の重みが増してくる。第6節が休みになるので、最初の5試合でできるだけ勝点を積みたい」と、スタートダッシュの重要性を説いていた。ホーム開幕戦となる今節も、当然アグレッシブに勝利を目指すだろう。
対する宮崎は、“Jリーグ初陣”となった岩手戦で0-1と惜敗。スローインから一瞬のスキを突かれたが、攻撃では藤岡 浩介を中心に決定機を作り出し、あと一歩のところまで迫った。内藤 就行新監督の下、後方から丁寧につなぐサッカーの片りんは見せていた。
まだ第2節、されど第2節。1試合の重みは大きい。長野がJ2初昇格へ勢いを増すか、それとも宮崎がJ初勝利をつかむか。両者が悲願に向けて走り出す。
[ 文:田中 紘夢 ]