仙台vs長崎のマッチレポート・動画(明治安田J2リーグ:2025年3月8日)
一覧へ明治安田J2リーグ 第4節 2025年3月8日(土)13:04KO キューアンドエースタジアムみやぎ
試合終了
11前半1
0後半0
7SH6
0CK2
13FK12
1
昇格候補同士の一戦。前半にスコアが動くも、決勝点は生まれず
昨年12月1日のJ1昇格プレーオフ準決勝以来の顔合わせとなった、仙台と長崎。両チームとも、前節と同じ先発メンバーでこの試合に臨んだ。アウェイの長崎は笠柳 翼、ホームの仙台はエロン、相良 竜之介と、それぞれ前節に得点した選手もスタートからピッチに立った。
先にシュートを打ったのは仙台。5分、武田 英寿のパスを受けてエロンが右サイドからゴール近くへ進入。しかしシュートはクリーンヒットせず、GK後藤 雅明にキャッチされた。直後の6分には真瀬 拓海が攻め上がってシュート。だが、これは枠外へ。その後は長崎がじっくり後方からつなぎ、仙台がカウンターで返す時間が続いた。
24分、長崎が試合を動かす。右サイドでボールを運び、パス交換から増山 朝陽がシュート。これがゴール左スミに決まった。しかし26分、試合はあっという間に振り出しに戻る。仙台の石尾 陸登が鎌田 大夢とのワンツーでシュートに持ち込み、プロ初ゴールを決めた。スコアが動いてからは目まぐるしい展開になったが、そのまま1-1で前半は終了した。
後半は、58分に長崎がカウンターからマテウス ジェズスの決定機につなげたが、相手守備陣にブロックされる。59分には逆に仙台にチャンス。真瀬 拓海のクロスのこぼれ球を拾った相良 竜之介がシュートを放ったが、これは枠を外れた。
72分、長崎にチャンスが訪れる。後半から出場した松澤 海斗のクロスにマテウス ジェズスが頭で合わせたが、これは枠外へ。直後には両チームが次々と攻撃のカードを送り込み、打開を図る。しかし、互いの守備陣の集中したプレーがゴールを許さず、勝ち越し点は生まれなかった。スコアは1-1のまま、昇格候補同士の戦いはタイムアップした。
[ 文:板垣 晴朗 ]