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岡山vs秋田の監督コメント(明治安田J2リーグ:2024年9月8日)

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ファジアーノ岡山岡山

[ 木山 隆之監督 ]
非常に残念な結果になりました。痛い敗戦ですし、選手とも少し話をしましたが、次で取り返すしかないですし、切り替えなきゃいけない部分はあります。

内容的には、前半の不出来がすべてでした。それが重くのしかかりました。相手コートでプレーすることが、失点するまでほとんどできなかった。(サッカーには)いろんな方法がありますが、相手がロングボールを入れてきたところをはじけなかった。はじいても、そこから(攻撃でパスを)1つ2つつないで敵陣へ入っていっても、中盤の競り合いで簡単に相手にボールを渡してしまう。自分たちが優位な幅を使うところを、もう少しうまく使いながらハーフウェーラインを越えていく場面が、あまりありませんでした。越えたあとの攻撃でも幅を使って相手を揺さぶって、相手の守備の間にボールを入れて、逆サイドへ持っていってクロスを入れる。それでチャンスにはなっていますが、その時間や回数が納得できるものではありませんでした。また、チャレンジのプレーが少なくて、ゆっくりしたテンポのない攻撃を繰り返してしまいました。クロスに関しても、相手も堅くてCBがどっしり守ってくるので、そこに対する工夫や目線を変えるプレーが必要だったと思います。

--相手陣の攻撃において秋田が[4-4-2]のブロックを敷いてくる中、その間で受けようとする選手と、ボールを出す選手がかみ合う場面が少なかったように感じましたが。1つは[4-4]のブロックを手堅く組まれたとき、それを崩していくために間へボールを入れていくことは大事なんだけど、出し手と受け手の距離が少し遠くて、パスが入っていく、つながっていくことが少なかった。逆に前半の立ち上がりは秋田さんに押し込まれないように、もう少し自分たちが敵陣の深い位置へボールを流し込んで、蹴られたとしても深い位置から蹴らして、回収して、押し込んでいく形を作りたかったんだけど、最初の15分間はそれができませんでした。逆に自陣の深い位置から運んでいく場面が増えました。そうなると横幅を使ったり、相手の間に入れていかなきゃいけなくて、そのためには(適切な)選手の距離感が必要なんだけど、少し後ろが重くて、ボランチにもボールが入りませんでした。失点後に3バックが自信を持ってボールを動かしたり、(阿部)海大がボールを運んだときは前との距離が近くなって良いプレーになりましたが、そうしたチャレンジが失点するまでほとんどありませんでした。また、いるべきところに人がいないことも多かったです。

--プレッシャーについて。今日はJ2で唯一開催される試合で、ほかのチームの結果が分かった中での試合でした。昨日7位以下の力のあるチームが勝って勝点差が詰まって、プレーオフ圏内のチームが負けたり引き分けて、今日勝てば自分たちがグッと近づく。そういう数字を知った中での試合でした。そこで平常心で自分たちのプレーを出して結果を出せるチームが強いチームだと思います。まだまだやっていかなきゃいけませんし、選手にも「ここぞ!というプレッシャーに打ち勝っていかなきゃいけないよ」という話はしました。

--木山監督から見て、プレッシャーを感じている場面があったのか?すべてじゃないですか。立ち上がりから相手のロングボールに対して、後ろが重くなり過ぎていました。今日、CBに柳(育崇)を起用したのはそこではね返して、ボランチも含めてボールを拾って、攻撃していきたかったからです。でも、どんどん後ろに人が引っ張られていって、後ろは人が余っているのに中盤はスカスカで、そこを埋めるために前線の選手が下がってきていた。そのあたりも怖さの表れだと思います。攻撃でも、相手の2トップに対して3バックで数的有利で、前向きな状況からマイボールを縦やワイドへ出していくはずなのに、怖がって前へ出せない場面も多かった。1つ安全なプレーを挟んで、相手に寄せられる時間、スライドさせる時間を作ってしまいました。そこに出せないなら、もっとテンポよく動かして相手を揺さぶるべきなんだけど、それもままならない状況でした。正直に言えば、一度ボールを失っても、それが即失点になるわけじゃありません。でも、そこのチャレンジを繰り返さないと得点は取れません。ボールを失う怖さ、1対1で競り負ける怖さ……そこで今日は戦えていなかったと感じています。

ブラウブリッツ秋田秋田

[ 吉田 謙監督 ]
粘り強さは1人では表現できない。一人ひとりの気持ちが強い念力となって、サポーターの皆さま、そして選手たち。本当に素晴らしかったと思います。

--後半、守備の時間が続いた中で68分に3選手を一挙に投入した。その狙いは?強度のバトンを渡して、コンパクトにしながらボールを奪いにいく。その強度を落としたくありませんでした。選手たちは一人ひとりがハードワークのあとのハードワーク、走ったあとにまた走る、日常から学んでいることをしっかり表現してくれました。

--79分には岡﨑 亮平選手を投入して最終ラインの人数を増やしました。最終ラインがより強固になる一方で、防戦が続く展開に拍車がかかるリスクもあったと思いますが、どのような狙いを持っての投入だったのでしょうか?良い守備をしながら追加点を奪うことを狙いました。また、1点あれば僕は勝てるとも思っていました。最後に少し押し込まれましたが、反省を宝にして、守るための守備ではなくて、守りながら奪いにいく、そして守るべきところは守る。そういう強さをみんなで磨いていきたいと思います。

--スローインから生まれた決勝点について。得点は偶然の産物ではなく、必然だと思っています。全員で押し込み、全員で相手ゴールへ走る。みんなの気持ちが、今日ここに来ていない選手たちも含めて、みんなで決めたゴールです。

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