長崎vs徳島の見どころ(明治安田J2リーグ:2024年4月13日)
一覧へ明治安田J2リーグ 第10節 2024年4月13日(土)14:03KO トランスコスモススタジアム長崎
試合終了
62前半0
4後半1
15SH8
5CK6
14FK10
1
アウェイでの成績が五分の徳島と対峙。長崎は順位の差を見せつけられるか
長崎は前節、アウェイで開催された熊本との“九州ダービー”に4-3で勝利した。前半は質の高いビルドアップで熊本のマークをはがし、次々とゴールに迫る。13分、32分と増山 朝陽がネットを揺らし、40分には加藤 大がミドルシュートを決めて着実にリードを広げ、前半を終えて3-0。ところが、後半はギアを上げた熊本の勢いに呑まれてしまい、開始からわずか6分間で2失点を喫する。その後はなんとか持ちこたえ、マテウス ジェズスがチーム4点目を挙げたが、後半アディショナルタイムに再び失点。勝利はしたものの、前半のスコアを考えるとスッキリしない結果となった。
徳島は前節、ホームで千葉と対戦。メンバー発表時点ではスタメンに名を連ねていた永木 亮太が試合直前にメンバーから外れるというアクシデントがあり、代わりに杉本 太郎がスタメン入り。10分にクロスから失点を喫し、先行を許すと、前半のうちにチアゴ アウベスがPKを得るも決められず。後半は、より攻撃の意欲を示したが、連係で崩す回数は限られた。現時点ではチアゴ アウベスや髙田 颯也などの個の突破が光明となるか。
2位につける長崎は、アウェイでの3勝2分と比べて、ホームでは2勝1分1敗とやや勝率が落ちる。一方の徳島は最下位ながら、アウェイでは1勝2分1敗と五分の成績を残している。徳島がしぶとく勝点を手にするか、はたまた順位どおりの結末となるのだろうか。
[ 文:椎葉 洋平 ]