熊本vs清水のマッチレポート・動画（明治安田Ｊ２リーグ：2024年2月25日）
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明治安田Ｊ２リーグ 第1節 2024年2月25日（日）13:03KO えがお健康スタジアム
清水が見せた逆転劇。終盤に押し込み、オウンゴールを誘発
えがお健康スタジアムでの明治安田Ｊ２開幕戦、ホームの熊本はケガから復帰した石川 大地がトップ下に入った［３－４－１－２］の布陣で、ルーキーのベ ジョンミン、古長谷 千博が先発でＪリーグデビューを果たしたほか、柏から期限付き移籍で加入した岩下 航、大卒１年目の藤井 皓也がベンチ入り。一方の清水も、新加入の住吉 ジェラニレショーン、蓮川 壮大、中村 亮太朗、松崎 快がスターティングメンバーに名を連ね、ルーカス ブラガはベンチに入った。
立ち上がりの１分、清水は左のカルリーニョス ジュニオからのパスを中央で受けた北川 航也がファーストシュート。その後、12分に左の山原 怜音、13分には右へ流れた北川からクロスが上がるが、フィニッシュへは持ち込めず、17分に松崎が狙ったシュートはGK田代 琉我に阻止される。清水はさらに34分、36分、37分と決定機を迎えるが、枠を外れる。
決定的な形を多くは作れていなかった熊本だが、39分に右からのFKを豊田 歩が左足でゴール前に供給し、それがそのままゴールイン。１点リードで前半を折り返した。
追う清水は後半開始直後、カウンターから原 輝綺がシュートチャンスを迎えるが、ゴールならず。49分、CKの流れから江﨑 巧朗、石川にシュートを打たれるが、２点目は許さない。逆に60分、乾 貴士から北川につないで、最後は山原が決めて同点とした。
その後、終盤にかけて清水が押し気味にゲームを進めるが、最後のところで体を張った熊本の守りにはね返される。それでも88分、宮本 航汰のパスを受けた原が右サイドの深い位置からニアへダイレクトのクロスを送り、これが熊本のオウンゴールを誘って逆転に成功。
清水が昨季のＪ２第40節の借りを返す格好で、白星スタートを切った。
［ 文：井芹 貴志 ］
