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秋田vs栃木の見どころ(明治安田生命J2リーグ:2022年8月20日)

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ぶつかり合う互いの“強度”。中位浮上のきっかけをつかむのは

15位の秋田と16位の栃木。勝点差わずか『1』の両チームが夏の夜のソユースタジアムで激突する。“シックスポイントマッチ”を制して降格圏を引き離し、中位浮上のきっかけをつかむのはどちらか。

秋田は前節、岩手とのアウェイ戦をウノゼロで制した。立ち上がりに押し込まれるも失点を許さず、スコアレスで終盤へ。両チームが選手を入れ替えて攻勢をかけると、81分に敵陣でのロングスローのこぼれ球をつなぎ、最後は途中出場の半田 航也が決勝点をゴールに押し込んだ。これで直近の4試合を2勝2分とし、守備面でも1失点と安定してきている。

岩手戦に際し、秋田は苦境を迎えていた。吉田 謙監督をはじめ、複数のスタッフや選手が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けて、離脱を強いられたからだ。しかしここで約1年ぶりにケガから復帰した加賀 健一らが奮起し、「誰が出ても秋田のサッカーを徹底してできる」(臼井 弘貴ヘッドコーチ)ことを証明。残留争いに加え、チーム内競争の活性化の面でも大きい1勝を手にした。

対する栃木は前節、新潟とのホーム戦を0-2で落とし、2連敗となった。新潟からボールを奪って前進しようとしたところを奪い返され、ショートカウンターで40分に先制を許す。そこから盛り返して敵陣に迫るも1点が遠く、終了間際に前がかりになった背後を突かれて2失点目を喫した。これで前々節・熊本戦と同スコアでの敗戦。栃木は守備が堅くリーグでも上位の失点の少なさを誇っているが、いま一度立て直しが求められるだろう。

稲葉 修土は栃木戦に向けた練習のテーマに「秋田の長所で負けないこと、コンパクトを保ち続けること」を挙げた。栃木はボールをつなぐ攻撃の選択肢を増やしているが、チームのベースには強度がある。秋田にも徹底して積み上げてきた強度がある。球際の攻防の行方が勝敗を左右する、手に汗握る一戦になりそうだ。

[ 文:竹内 松裕 ]





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