山口vs金沢の見どころ(明治安田生命J2リーグ:2019年4月28日)
一覧へ明治安田生命J2リーグ 第11節 2019年4月28日(日)16:03KO 維新みらいふスタジアム
試合終了
00前半0
0後半2
16SH14
7CK1
24FK13
2
得点数トップタイと次点。『平成最ゴール』は生まれるか?
一方の金沢は現在7位で、こちらも好調だ。前節はホームで格上の柏と対戦し、主導権を握られながらも最後までゴールを許さず、スコアレスドローで勝点1を得た。柳下 正明監督は「危ない場面もあったけれど、最後の最後まで体を張って防いでいた。チームが1つになって90分戦えたというのは非常に良かった」と評価。終盤に見せたような迫力のある攻撃を再現したいところだ。
両者の今季ここまでの結果を見ると、山口がリーグトップタイの16得点、金沢も15得点を挙げており、やはりこの試合の見どころは“攻撃”ということになるだろう。霜田 正浩監督は「ウチは点を取ってきたチームなので、無得点の試合はしたくない」と話し、攻撃の手を緩めるつもりはない。両者とも前線からプレスを掛けてボールを奪いにいくが、そのプレスをはがしてどれだけゴールに迫れるか注目したい。
16時キックオフのこの試合は“平成最後のJリーグ”の試合の1つで、終盤で生まれたゴールは『平成最ゴール』になる可能性が高い。「平成最後のゴールはウチの選手に取ってほしい」と霜田監督。
歴史に名を残すチャンスがあるだけに、最後の最後までゴールを目指す熱いバトルを期待したい。
[ 文:田辺 久豊 ]