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山口vs岐阜の見どころ(明治安田生命J2リーグ:2018年10月7日)

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暗闇から抜けた山口と、いまだトンネルの中にいる岐阜



両者とも、今季の前半戦は好調だったが、得点力あるサイドアタッカー(山口は小野瀬 康介、岐阜は古橋 亨梧)が夏にチームを離れ、主力選手の負傷などのアクシデントも重なって後半戦は大苦戦している。

山口は、14試合勝利なしという長いトンネルを前節でやっと抜け、順位を暫定11位(1試合未消化)に上げたが、J1参入プレーオフ圏との勝点差は『11』。目標を失わないために、今節を含めた残り8試合はもう一つも落とせない。

岐阜は、連敗こそ『10』で止めたものの、いまだ12試合勝利なしという長いトンネルの中にいる。順位はJ3降格圏の一歩手前の20位まで下がり、もう後がない状況に追い込まれている。

前節を振り返ると、山口は過去全敗の横浜FCと敵地で対戦。慣れない3バックの布陣を敷き、CBには大卒ルーキーの楠本 卓海を初起用。この期待に応えた楠本がプロ初出場初ゴールという大活躍を見せ、3-2で天敵を撃破した。リスクある戦いを挑み、15試合ぶりの勝利というリターンを得た霜田 正浩監督は「システムを変えたデメリットを出すことなく、アグレッシブにやれた」と評価。今節も3バックを継続する可能性が高い。

一方の岐阜は、敵地で金沢と対戦し、ボールを保持してパスをつなぐも相手の堅いブロックを崩せずに0-2で完敗。大木 武監督は「まだ終わっていない。また次から顔を上げてやっていく」と試合後に話し、気持ちを奮い立たせた。岐阜が山口に乗り込んだ過去の対戦は2戦2勝と相性は良い。持ち味の細かいパスワークで山口のスキを突きたい。

今季二度目の下関での試合。山口はここから再び上昇するために、岐阜は13試合ぶりの勝利をつかむために、どちらも負けられない一戦だ。

[ 文:田辺 久豊 ]





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