山口vs千葉の見どころ(明治安田生命J2リーグ:2018年9月1日)
一覧へ明治安田生命J2リーグ 第31節 2018年9月1日(土)19:03KO 維新みらいふスタジアム
試合終了
00前半1
0後半3
7SH16
7CK7
21FK18
4
苦しむリーグ最多得点チーム。光差す結果をつかむのは
攻撃的なサッカーを見せる山口と千葉の対戦。今季のゴール数は両者とも『51』でリーグ1位タイ。失点のリスクを冒してでも得点を奪いにいく攻撃的なスタイルを貫く両者が火花を散らす。
山口は前節、大宮とのアウェイ戦で7試合ぶりに先制したものの、最終的にはアディショナルタイムに追いつかれて4-4で惜しくも勝利を逃した。オナイウ 阿道がキャリア初のハットトリックを達成し、夏に加入したジュリーニョが山口での初ゴールを決めるなど、ポジティブな要素もあったが、これで10試合勝利なしとなった。
オナイウは「いまはチームが勝つことが最優先。僕だったり、前線の選手だったりが点を取ることが、試合に勝つために必要。ゴール以外の部分でも貢献しないといけない」と話す。
一方の千葉は前節、立ち上がりから主導権を握って攻め込んで先制点を奪ったが、東京Vに前半のうちに逆転され、後半にも失点を許した。81分に1点を返したが2-3で敗れ、これで2連敗となった。
前回対戦で古巣への恩返しゴールを決めたオナイウは、「千葉が積極的に前からボールを奪いにくる中で、個人的に技術が高い選手も多く、前線に身長が高い選手もいて、そこで少し苦しめられた部分もあった」と振り返る。
その前回対戦は、山口から見ればアディショナルタイムに追いついて2-2の引き分けに持ち込み、アウェイで勝点1をもぎ取った。後半にスコアが動く試合が多い両者だけに、この一戦も最後まで何が起きるか分からない熱い試合が期待できそうだ。
[ 文:田辺 久豊 ]