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鹿島vs浦和の見どころ(明治安田J1リーグ:2025年3月16日)

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鹿島が意識するのは『26』よりも『5』。そして『6』で止めてみせる

明治安田J1第2節からの4連勝で首位に躍り出た鹿島がホームに戻り、13位タイの浦和と対戦する。

鹿島はアウェイに乗り込んだ前節・柏戦で、レオ セアラがハットトリックの大活躍。ハイレベルな攻防を3-1で制し、チーム全体で勢いに乗っている。対する浦和は前節で岡山を下し、5試合目で今季初勝利を挙げることができた。思ったようなシーズンのスタートを切れていないだけに、鹿島に勝って勢いを増したいところだろう。

両者の対戦は、2022年から3年連続(6試合)で引き分けに終わっている。ただ、毎年のように監督が代わってきた両チームだけに、その試合内容は互いの力を出し切るような激しい戦いとはいかず、「すごく難しい試合というか、堅い試合」(鹿島・植田 直通)になることが多かった。それもあってか6試合のうち3試合がスコアレスドローに終わっている。だからこそ、今度こそは、という思いを鹿島の選手たちは抱いていた。

「そこを打破できるかは自分たちの力次第だと思う。自分たちはいま、引き分けでOKという考えは誰一人持っていない。しっかり勝ちに持っていく。そういう強い気持ちでやっていければなと思います」(植田 直通

それは浦和の選手たちも同じ思いだろう。

鹿島にとってはJ1記録の更新が懸かっている試合でもある。前回のホームゲームだった前々節・FC東京戦で勝利したことで、ホームゲーム25戦連続無敗を達成、J1最長記録に並んだ。この試合で勝つか引き分けるかすると新記録となる。

ただ、鹿島では誰も記録の更新を意識していない。鬼木 達監督は「勝つことだけ」を意識する。

「無敗というよりも、勝つこと。引き分けたら意味がないと思いますし、勝ち続けることに意味がある。26戦の話よりも、自分たちにとっては5連勝のほうが重要かなと思います」

4連勝の要因は守備の整備が進んでいることにある。前節も相手陣でボールを奪ったところから2得点を重ねており、セットプレーとともに鹿島の得点源になっている。浦和としては柏など3バックの相手に対して、ボールを前進させるのに苦労することが多かった。今回は4バックの鹿島が相手であるだけに、しっかり前進して攻撃陣の個性を生かしたいところだろう。鹿島のプレスと浦和のビルドアップ、そのどちらが主導権を握るのかが注目される。

両チームのサポーターの熱気は試合前から高くなるだろう。スタジアムはすごい雰囲気になりそうだ。「あそこまでアウェイのゴール裏を開放しても人が入るのは浦和だけじゃないですか。自分たちのファン・サポーターたちよりもすごい気迫で来ているということを感じるときもある」と、植田 直通も浦和サポーターには一目置いていた。

「でも、自分たちはホームで絶対に負けちゃいけない。鹿島のサポーターもすごく気合いが入っていると思う。それを力に変えたいと思います」

果たして7試合ぶりの決着がつくだろうか。熱い試合を期待したい。

[ 文:田中 滋 ]





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