鹿島vs神戸の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2023年4月15日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第8節 2023年4月15日(土)16:03KO 県立カシマサッカースタジアム
試合終了
10前半2
1後半3
7SH14
5CK7
13FK11
5
3連敗中の鹿島。大迫がけん引する首位・神戸を上回れるか
鹿島は前節・柏戦で良いところなく敗れた。CBの植田 直通は次のように振り返る。
「今まで結果が出ていなくても、良い内容で進めてきた部分も多かったと僕は思っている。この前の試合は負けたし、内容も悪かった」
神戸はかつてともに戦った大迫が先頭に立って、チームをけん引している。マッチアップする植田の責務は大きい。「誰が見ても分かるように大迫選手が起点だと思うし、そこをつぶさない限り、相手がかなり勢いを持って前に出てくると思う」と意識を高めていた。
5勝1分1敗で首位に立つ神戸は、12得点2失点と攻守に高い安定感を見せている。前節・新潟戦の前半は、相手のパス回しにプレスを外される場面が作られたものの、「多少はボールを持たれたのですが、大きなピンチにはなっていなかったので、全員の集中力はあったと思います」(吉田 孝行監督)と、首位らしい落ち着いた試合展開で後半につなげ、いくつかの決定機を作り出す。「われわれのほうが仕留めるチャンスがあったのかなと思います」と吉田監督が振り返る内容でスコアレスドローとなった。
チームの中心は、ここまで3得点の大迫。難しいボールがきても相手DFを背負いながら収めてしまう彼の高い能力が、神戸の攻撃を支えている。さらにこぼれ球にも多くの選手が素早く反応して回収し、前向きに攻撃を仕掛けていく。おそらく今節もそうした戦い方を継続してくるだろう。鹿島としてもそこは十分に認識している。中盤の一角を担う樋口 雄太は「セカンドボールの攻防のところで負けなければ、相手のリズムになることはないと思いますし、そういうところをボランチ、CB含めてしっかりと準備していけたらなと思っています」と意識していた。
長いボールを効果的に利用してきたチーム同士の対戦だけに、それを収めるだけでなく、こぼれたセカンドボール、そのままの勢いでプレスの応酬に移るところまで、かなり激しく目まぐるしい展開になると予想される。エースストライカーである鈴木 優磨と大迫の競演にも注目だ。
[ 文:田中 滋 ]