清水vs鳥栖の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2022年7月31日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第23節 2022年7月31日(日)18:04KO IAIスタジアム日本平
試合終了
30前半2
3後半1
14SH7
2CK4
6FK16
3
ともに夏に新戦力獲得。清水はパワーアップした攻撃陣に期待
清水はこの夏、北川 航也が復帰し、ヤゴ ピカチュウ、乾 貴士が加わり、攻撃に厚みが増している。北川は6月末からチームに合流しており、コンディションには問題がないと見られる。ヤゴ ピカチュウは7月20日より合流とまだ日本に来てから日が浅いが、ブラジルでは直前まで試合をこなしていたことから、準備に時間はかからないだろう。また乾にしても約4カ月公式戦からは離れているものの、岡山でトレーニングをしており、「練習試合も3試合出させてもらって、状態も良い」と話している。3人が加わる攻撃陣はよりパワーアップすることは間違いない。
一方の鳥栖は横浜FCから手塚 康平、広島から長沼 洋一を獲得している。手塚は今季、明治安田J2第17節・新潟戦まで先発出場が続いていたが、そこから徐々に出場機会が減っていた。長沼も今季リーグ戦の出場は3試合。「結果にこだわり、いまのサガン鳥栖のプラスαになるよう頑張ります」と長沼がコメントしているように、彼らは勝利に貢献することに飢えているだろう。新天地でチームの好調をさらに加速させる存在になることを期待したい。またこの中断期間で、岩崎 悠人はEAFF E-1 サッカー選手権に出場する日本代表に追加招集され、背番号10を背負った。香港代表戦では64分から出場し、日本代表初キャップを刻んでいる。この経験をチームに持ち込んで、良い流れを作ることになるだろう。
清水は前節、浦和と対戦している。42分に松尾 佑介に先制ゴールを許し、さらに73分にはオウンゴールで追加点を奪われてしまう。それでも、79分に直接FKから山原 怜音が目の覚めるようなブレ球を叩き込んで1点を返す。そこから攻勢をかけるも試合はこのまま終了し、清水は連勝とはならなかった。「今週、良い準備ができてきた手ごたえがあったので、それでも結果が得られなかったということが悔しい」とゼ リカルド監督が話すようにチームとしても痛い1敗で、降格圏を脱出することができていない。
一方の鳥栖は横浜FMと対戦。18分にレオ セアラのPKで先制を許すが、24分にジエゴのクロスを宮代 大聖が押し込んで同点に。59分にはCKからファン ソッコが頭で合わせて、逆転に成功する。しかし、85分に松原 健のクロスを水沼 宏太に合わされて追いつかれ、勝点3を逃した。首位・横浜FMを叩いて勢いに乗りたかったところだが、3戦勝利なしと足踏みが続いている。その中でも川井 健太監督は「先制されて、逆転するというシチュエーションがあまり記憶にないんですが、そういう意味では1つ、壁をクリアしたと思います」と、勝負強さがついてきていることを収穫に挙げている。
リーグ戦は残り約3分の1。新戦力がそろい、両チームとももう1段ギアを上げて勝点3を積み重ねていく。
[ 文:田中 芳樹 ]