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清水vs浦和の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2022年7月16日)

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導き役は好調のエース。前節に続く快勝を目指す

13日に天皇杯ラウンド16が行われたが、両チームともその前の3回戦で清水は京都に、浦和は群馬に敗れたため、今節に向けて1週間の準備を経て戦うことになる。

清水はその天皇杯で敗れてから1分2敗と調子を崩し、前々節・神戸戦に敗れたことにより最下位に転落。その中で前節・名古屋戦を迎えた。序盤こそポスト直撃のシュートなど決定的なピンチもあったが、しのぎ切ると、38分にはカウンターからカルリーニョス ジュニオの折り返しを西澤 健太が流し込んで先制。後半にも相手のシュートがポストに直撃、さらにオフサイドでゴールを取り消されるなどツキもあり、なんとか無失点で終盤に突入。清水にとって後半アディショナルタイムは、リーグ最多タイの4失点を喫するなど鬼門となっていたが、この日は違った。90+5分、チアゴ サンタナがドリブルで運ぶと、そのまま強引にシュートに持ち込む。これがDFに当たりながらゴールに決まって追加点。これで完全に勝負はあった。

清水は連敗を『2』で止めただけでなく、リーグ戦今季初の完封勝利。ゼ リカルド監督が「これが自信につながると思うので、また次にはずみをつけられたらと思う」と言うように勢いがつく勝利となった。清水としては、福岡を相手に3-1で勝利して以来のIAIスタジアム日本平でのリーグ戦。“ホーム”ということでいえば、国立競技場で行われた明治安田J1第19節・横浜FM戦では敗れてしまったが、今季初の連勝を“アイスタ2連勝”によって成し遂げたい。

1つ心配なのは、片山 瑛一が累積警告により出場停止であること。これまで右SB、右サイドハーフで攻守に欠かせない存在となっていたため、ここをどうするか。

対する浦和は、リーグ戦ここ15試合でわずか1敗。7戦連続で引き分けなどなかなか勝てない時期もあったが、ここ5試合は3勝2分と勝利を積み重ねてきている。それをけん引している選手の1人が、ダヴィド モーベルグだろう。直近4試合で4ゴール。前節・FC東京戦は先制点を挙げる活躍を見せた。31分に松尾 佑介が高い位置でボールを奪うと、そのまま相手陣内深くまで持ち込み、折り返しをダヴィド モーベルグが押し込んだ。このゴールが呼び水となり、50分には伊藤 敦樹のミドルシュートが決まると、70分にはダヴィド モーベルグのヒールから江坂 任が抜け出し、中央で大久保 智明が合わせるというコンビネーションから3点目。「今日は完全な試合ができたと思っています」とリカルド ロドリゲス監督は胸を張った。

両チームとも、エースが好調だ。清水はチアゴ サンタナが3試合連続得点中であり、ここ5試合で4ゴール。一方、浦和はダヴィド モーベルグが前述したようにここ4試合で4ゴール。エース対決が、そのままチームの勝敗を握るかもしれない。清水は勝って降格圏脱出を、浦和は勝って上位進出を狙うことになる。

[ 文:田中 芳樹 ]





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