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鹿島vs京都の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2022年6月18日)

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ポイントはFWとCBの対峙。鹿島はピーター・ウタカを封じ込められるか

明治安田J1も折り返しを迎えようとしている。9勝3分4敗で2位につける鹿島だが、ここ3試合は勝星がない。浦和、鳥栖に引き分けたあと、FC東京に完敗を喫して、中断期間に入った。その期間では天皇杯2回戦で新潟医療福祉大から勝利を収めたものの、JリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージでは福岡と対戦し、アウェイゴール数の差で敗退した。公式戦では10試合連続失点中と安定した守備を築けていない課題も抱える。カウンターからの失点も続いているだけに、改善を見せたい。

対する京都も望ましい流れとはいえないかもしれない。リーグ戦の直近5試合は1勝1分3敗と黒星が先行する。前節で川崎Fを1-0で下し、天皇杯2回戦でも高知ユナイテッドSCに3-1で勝利したところまでは良かったが、ルヴァンカッププレーオフステージでは第1戦で名古屋に1-6と今季最多失点での大敗を喫した。第2戦でも0-1と敗れており、巻き返しを図りたいところだろう。

互いにルヴァンカップの戦いぶりは大いに参考となるはずだ。鹿島は福岡のフアンマ デルガドに苦戦しており、大きな体で起点を作る相手に苦労する傾向が続いている。京都にすればピーター ウタカの存在は心強いものとなるはずだ。逆に鹿島はそこをつぶせれば優位に試合を運べる。FWとCBの対峙はこの試合のポイントになりそうだ。

鹿島もFW陣は強力だ。鈴木 優磨はルヴァンカップで負傷し、今節は出場停止だが、日本代表を負傷で離脱した上田 綺世の状態は良く、木曜日の練習でもフルメニューをこなしている。コンディション次第ではあるが先発してもおかしくなさそうだ。またケガで戦列を離れていたエヴェラウドも復帰しており、福岡からゴールを奪っている。鈴木、上田の2枚看板を欠いたとしてもエヴェラウドが控えている陣容は、他クラブもうらやむ層の厚さだろう。

そのエヴェラウドは「ルヴァンカップの敗退は非常に残念ですが、プラス面として第2戦は勝てました。もう次に切り替えて、残っている大会がリーグと天皇杯なので、そこに集中して取り組んでいます」と話し、切り替えを強調していた。ルヴァンカップ敗退直後にも「最大の目標はリーグ戦」と視線を上げて、「この京都戦で上位に居続けるということを目指して、みんなで取り組んでいるところです」と勝利を誓っていた。

両者の対戦は公式戦では2013年10月の天皇杯3回戦以来、リーグ戦では2010年11月以来となる。リーグでのホーム戦は鹿島が10勝1分と圧倒的に有利な数字を残してきた。リーグトップの10得点を挙げている上田と、8得点で追随するピーター ウタカという両エースの決定力にも注目が集まる。

[ 文:田中 滋 ]





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