清水vs柏の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2021年10月16日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第32節 2021年10月16日(土)15:03KO IAIスタジアム日本平
試合終了
00前半0
0後半1
12SH9
6CK6
15FK6
1
- 53'三丸 拡
残留争い直接対決。求められる攻撃陣の奮起
清水は前節、アウェイで福岡戦に臨んだ。序盤から攻撃のリズムをつかむと27分、前線でこぼれ球を拾った藤本 憲明がシュートを放ち、GKがはじいたところをチアゴ サンタナが詰めて先制に成功した。さらに後半開始直後、西澤 健太が柔らかいクロスを入れると、カルリーニョス ジュニオがGKの飛び出しをものともせずに突っ込み、ゴールに押し込んだ。終盤に1点を返されたが、リードを保ったまま試合終了。「福岡は強敵相手に点差をつけて勝利を続けていたチームだったので、そういう相手に勝てたというのはチームにとって自信になります」とロティーナ監督が話したように、大きな1勝をつかんだ。
一方の柏は前節、仙台との残留争い直接対決に臨んだ。前半の早い時間帯に先制点を奪われた中で、後半は神谷 優太が躍動した。相手陣内でしつこいチェックでボールを奪い、カットインからシュートを放つなど攻撃の流れを作る。すると78分、ボックス手前で神谷が左足を振り抜くと、ゴール左に決まり同点。その後は攻め立てたが、勝ち越し点は奪えず。勝点1を分け合った。「この引き分けは、われわれが求めていた結果ではないですが、しっかり勝点1を積めたことは次節につながる試合になったと思います」と、ネルシーニョ監督は一定の評価を下している。
両チームとも総得点が『31』と、豪華な攻撃陣をそろえているにしては、やや物足りなさを感じる。清水は無失点とまではいかないが、最少失点で抑える試合が多く、あとは複数得点を決めることができればという試合が多かった。その意味で、前節は2点のリードが余裕を与えることになった。一方の柏は、前節は後半だけで14本のシュートを放つなど、復調の兆しは見せている。2戦連続得点中の神谷は、前回対戦でも途中出場からゴールを決めており、清水への印象は悪くないだろう。自身初となる3試合連続ゴールとなれば、チームも勢いに乗ることは間違いない。今節はともに攻撃陣の活躍が勝敗の行方を左右するかもしれない。
[ 文:田中 芳樹 ]