清水vs仙台の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2021年9月18日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第29節 2021年9月18日(土)19:03KO IAIスタジアム日本平
試合終了
21前半0
1後半1
9SH9
3CK1
19FK19
1
-
19'チアゴ サンタナ
52'藤本 憲明 - 60'フェリペ カルドーゾ
ドローゲームが多い両者。下位対決で勝ち切る強さを見せたい
J2降格圏一歩手前の16位・清水と、18位・仙台が激突。清水としては、J1残留争いのライバルを蹴落として自らがはい上がることを目標に、仙台としては降格圏を脱出する足がかりにしたい試合になる。
ホームの清水は前節、鳥栖と対戦した。前半を0-0で折り返すなど悪くない内容だったが、58分に先制を許してしまう。それでも65分、チアゴ サンタナの強引に放ったシュートが決まり、試合を振り出しに戻す。しかし、74分に直接FKから決勝点を奪われ、敗戦を喫した。
清水は終盤での得点が少なく、試合後の会見でもそれを指摘される場面もあったが、ロティーナ監督は「リードされた状態は常に難しい。相手を打ち破るには、クオリティーであったり、パワーが必要になってくる」と話した。途中で投入される交代選手たちの奮起は必要だろう。特に、今節のように勝ち切らなければいけないゲームには、そういった選手の出現が求められる。終盤に突入する前に勝負を決める形が理想なのはもちろんだが、そうならなかったとしても勝利を収められるような試合にしたい。
一方の仙台は前節、G大阪と対戦した。仙台はそれまで11試合勝利がなかったが、試合は彼らが動かした。37分に富樫 敬真が加入後4試合目にして待望の初ゴールを奪取。その直後に追いつかれるが、すぐさまFKから富樫がヘディングで決めて勝ち越しに成功する。60分に再びゴールを許したが、79分に西村 拓真がカウンターから決勝弾を叩き込んだ。この日の仙台は勝利へどん欲に突き進み、実に12試合ぶりの勝利を飾った。
「押し込んでのゴールと、カウンターでのゴール、そしてセットプレーでのゴール。こういった点の取り方をできるようになった手ごたえを感じ、これからこういった勝ち方を繰り返していければと思います」と手倉森 誠監督が言うように、仙台は覚醒し始めた攻撃陣を生かしたい。
清水と仙台は、カップ戦を含めて今季は三度対戦しているが、いずれも清水が勝利している。清水が仙台に対して4連勝を飾るか、それとも仙台が意地を見せるか。下位同士の対決は、熱い戦いになることは間違いない。
[ 文:田中 芳樹 ]