清水vs鹿島の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2021年8月25日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第26節 2021年8月25日(水)19:03KO IAIスタジアム日本平
試合終了
00前半2
0後半2
7SH16
10CK1
10FK8
4
-
18'上田 綺世
44'アルトゥール カイキ
81'和泉 竜司
88'遠藤 康
前節はそれぞれに好材料と課題。今節、表れるのは
清水は前節、湘南と対戦した。17位・湘南に勝点3差で追われる立場となり、結果次第ではJ2降格圏に突入してしまうという状況だった。そんな中、先制点を奪われてしまう。30分、古林 将太のクロスからウェリントンのヘディングシュートが決まった。だが、清水も反撃。45分にゴラッソが生まれて追いつく。中盤でボールを受けた鈴木 唯人が次々と相手をかわしていくと、最後は飛び出してきたGKをあざ笑うかのようなループシュートでネットを揺らした。後半はなかなかチャンスを作ることができず、最後は湘南に押される形になったが、GK権田 修一のファインセーブでなんとか引き分けに持ち込んだ。
ロティーナ監督は「(今夏)5人の新加入選手がいて、この難しい時期に来て適応するのは簡単なことではないと思うが、それも順調に進んでいます。このプレー内容を続けていくことが重要だと思います。下位のチームが勝点3を取ることは簡単ではありません。忍耐強く、いまやっていることを強く要求して、続けていきたい」と話す。この試合でベンジャミン コロリ、ホナウドがJリーグデビューを飾ったが、大きな違いを生み出せたかと言えば、まだその段階ではなかった。彼らを含めてチームとして急速に変化しつつある中で、前節以上の完成度を見せることができるかが、今節の課題になる。
一方、鹿島の前節は、勝点41で並んでいた神戸との直接対決だった。17分に土居 聖真のパスをディフェンスの前で受けた荒木 遼太郎がシュートを放つが、GK飯倉 大樹がセーブ。さらに20分にはディエゴ ピトゥカのスルーパスからエヴェラウドがシュートを放つが、これも飯倉のファインセーブで防がれてしまう。後半に入っても、58分にディエゴ ピトゥカのパスから和泉 竜司がGKと1対1の局面を迎えるが、これも飯倉に足でセーブされ、どうしても得点を奪うことができない。
そうこうしているうちに迎えた79分。後半からピッチに入り、日本復帰戦となっていた武藤 嘉紀がロングボールに飛び出す。左サイドから右足アウトサイドでグラウンダーのクロスを入れると、山口 蛍がファーで押し込んだ。このゴールが決勝点となり、鹿島は4試合ぶりの黒星となった。
「次は同じようにならないようにしていく。そういったものが必要だと思います。ただ、引きずっても仕方がないといいますか、ポジティブな時間というのはたくさんあったというふうに思っています。そこに目を向けて、次に来るゲームに備えていきたいと思います」と相馬 直樹監督は、フィニッシュの部分での問題はあったものの、ポジティブな面を見て今節に備えることになる。
ただ、この結果、鹿島は3位から6位に転落。上位は団子状態のため、今節で3位に返り咲く可能性もあれば、7位転落もあり得るという状況。鹿島にとっては踏ん張りどころの試合になる。
[ 文:田中 芳樹 ]