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横浜FCvs名古屋の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2021年8月9日)

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互いに新戦力出場も?期待膨らむ再開初戦は、開けてみてのお楽しみ

東京五輪も8日で閉会式を迎え、約1カ月間の中断を経ていよいよリーグ戦が再開する。わずか2勝で中断期間を迎えた横浜FCは、1人勝点差も離されての最下位。奇跡のJ1残留へ、まずは残留圏との勝点9差を詰めなければならない。

この夏、横浜FCは積極的に補強に動いた。まず中断期間前にFC東京からボランチのアルトゥール シルバを期限付き移籍で獲得。続けてザンクトパウリ(ドイツ)から、東京五輪ドイツ代表メンバーのGKスベンド ブローダーセンを獲得した。さらに中断期間に入ってからもアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)からCBガブリエウ、セアラー(ブラジル)からFWのフェリペ ヴィゼウ、サウロ ミネイロと、3人のブラジル国籍選手の獲得を相次いで発表した。

中断期間前から合流しているアルトゥール シルバは、この名古屋戦への出場は確実。ガブリエウ、サウロ ミネイロ、フェリペ ヴィゼウは隔離期間を経て、早ければ数日前にチームに合流のタイミングだろう。

チームは中断期間中、福島のJヴィレッジでキャンプを行い、課題である守備にフォーカスしたトレーニングを行うと同時に、選手間のコミュニケーションを深めた。そして横浜に戻ってトレーニングを続けていたが、7月29日に1名、その後8月3日にも新たに3名の新型コロナウイルス陽性判定が出てしまった。その4名が出場できないとすれば、合流したばかりのブラジル国籍選手たちが強行出場する可能性も否定はできない。

一方の名古屋は、消化試合数が1試合少ない状態で5位につけている。序盤は圧倒的な堅守で勝点を積み上げてきたが、明治安田J1第10節以降は黒星が先行し、リーグ戦直近の4試合は2分2敗と調子は下降気味だ。ただ、8月2日の天皇杯3回戦ではJ2の岡山を相手に、スコアは1-0ながら内容は終始圧倒した。従来の基本システムである[4-2-3-1]から前線にマテウス、柿谷 曜一朗、齋藤 学を並べる[4-3-3]に変更し、それがしっかり機能したことも明るい材料だ。

さらに名古屋も、この中断期間に大型補強を行っている。横浜FCとは対照的に、ピンポイントで量より質。2020/21シーズンのポーランド1部リーグで得点ランキング2位、今夏の欧州選手権にも出場した現役ポーランド代表FWのシュヴィルツォクを完全移籍で獲得した。こちらも隔離期間を経てチームへの合流は直前となる見通しで、慎重なマッシモ フィッカデンティ監督が起用する可能性は低そうだが、山﨑 凌吾の負傷でFWはコマ不足だけに、サプライズがあるかもしれない。

序盤の第5節、名古屋のホームで行われた対戦では、横浜FCが前半をスコアレスで折り返したものの、後半に名古屋が個の力を見せつけて3-0と大勝した。個の力をセンターラインに加えた横浜FCがリベンジを果たすか、それともさらなる個の力を加えた名古屋がそれをはねのけるか、注目の一戦だ。

[ 文:芥川 和久 ]





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