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川崎Fvs仙台の監督コメント(明治安田生命J1リーグ:2021年5月12日)

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川崎フロンターレ川崎F

[ 鬼木 達監督 ]
立ち上がりの入りは気持ちも入っていたし悪くなかったが、得点したあと、そこで2点目、3点目を取れなかったこと、あとは自分たちのサッカーに程遠いくらいのミスがあった。これはしっかり直さないといけない。

それでも先行して追いつかれて追い越している。そこでしっかり勝ち切る作業を共有しながらやっていきたい。

--こういう試合をやったあとの働きかけとして、監督の部分が大事だと思うか、それとも選手たちでなんとかしてほしいと思うか?両方だと思っています。自分自身は、負けのときも、引き分けのときも必ず自分に矢印を向ける作業をします。自分の反省もあります。ただ、ピッチで表現するのは選手たち。そこで意思統一することと、選手たちと共有すること。あの時間帯(終盤)でも落ち着いて試合を進める状況にもっていきたいと思っています。両方の部分で成長していきたいです。

--前半の試合運びについて。クロスが多かったと思うが、その点についてと、後半への働きかけは?クロスが多いというか、外に時間がかなりあった。そこから進入するところがクロスだったり、どこで起点を作るかというところで、少し曖昧になったかなと。実際、そこに至るまでのボールの動かしのところで、相手のイヤなところにボールが入っていかなかったかなと。相手の空いている場所、スペースに運んだだけで怖さが足りなかったと思います。後半、中でも外でも意識を持って戦っていこう、チャンスを逃さず、チャンスをチャレンジしようと伝えた。ただ、なかなか難しい、自滅に近いミスが多かったと思っています。

ベガルタ仙台仙台

[ 手倉森 誠監督 ]
立ち上がりに失点を食らったあとに、ピンチをしっかりしのいで前半は食い下がってくれました。僅差のゲームを進めた中で何かを起こせるんじゃないかという部分で、いつもよりテンポが落ちたフロンターレのサッカーと、らしくないミスに助けられた部分はありましたけれども、しっかりと今日のそのテンポにわれわれはしっかり対応できて、カウンターからの同点と、一旦フロンターレらしくまた突き放された時間帯が終盤にありましたけれども、交代の選手たちがパワーアップしてくれて、同点に追いついて終われました。

--前半の立ち上がりについて。1点を取られたショックを引きずってしまったことが前半の序盤に続いて、追加点を取られたら本当に危ういような、本当に立ち上がりはもったいなかったと思います。そんななかでも勝点1を取れたというのは、われわれにとっては大きな出来事だったと思います。

--同点ゴールのマルティノスについて。前節の浦和戦で途中出場させたときに、仕掛けの部分で物足りないという話をして、今日の途中出場では何かを果たさなければスタメンに返り咲くことはないという注文もしました。短い時間でしたが、ようやく仙台に加入して仕事をしてくれたなと思います。

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