札幌vs横浜FMの監督コメント(明治安田生命J1リーグ:2021年4月16日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第10節 2021年4月16日(金)19:03KO 札幌ドーム
試合終了
10前半0
1後半3
17SH12
9CK4
12FK23
3
- 47'アンデルソン ロペス
-
80'オナイウ 阿道
82'前田 大然
90+9'エウベル
北海道コンサドーレ札幌札幌
[ ペトロヴィッチ監督 ]
立ち上がりから非常にハードで、素晴らしいゲームだったと思う。洗練されたパスサッカーをする相手に十分に渡り合っていた。前半に1-0とリードしたが、そのほかにもチャンスは作れていて、それを決め切ることができなかった。後半も2-0にするチャンスがあったのだが、それを決め切れない中で逆転される展開になってしまった。その中でも同点にするチャンスもあったが、それも決め切れずダメ押しの得点を取られてしまった。選手たちは最後まであきらめずに戦ってくれたが、最後の10分間に決定的な仕事ができたのが横浜FMで、われわれはそれができなかった。良い戦いはできていながらも勝てない。そういう試合が続いてしまっている。選手を責めることはできない。次の試合に向けて、今日の試合をしっかり振り返っていきたいと思っている。
--荒野 拓馬選手が復帰したが。チーム練習に合流して1カ月が経ち、起用してもいい状態だった。また、ボランチのポジションの事情もあってメンバーに入れた。そこで高嶺(朋樹)がケガをして、彼を起用したという流れです。
横浜F・マリノス横浜FM
[ アンジェ ポステコグルー監督 ]
良いゲームができました。内容も素晴らしかったです。チャンスがあった中、なかなか決め切れず、相手はカウンターが怖いチームというのは分かっていました。CKから失点して難しい状況にしてしまいましたが、選手たちのリアクションが素晴らしかったです。最後の最後まであきらめない姿勢、チャンスをモノにし、同点にして2点目を入れても3点目を奪いにいく姿勢を見ることができました。選手たちの素晴らしい気持ちを見られた試合でした。
--交代で入った水沼 宏太、天野 純が素晴らしいアシストを決め、勝利に貢献しました。彼らの評価をお願いします。2人だけではなく全員が素晴らしいプレーを見せてくれました。常日頃から言っていますが、先発の11人だけがプレーするわけではありません。交代で出てきた選手も含めてチーム一丸で戦うことを表現できたと思います。(途中出場した)渡辺(皓太)もティーラトンもチームの力になり、一人ひとりが最後まであきらめない姿勢を見せてくれました。
--札幌がマンツーマンを敷いてきました。ビルドアップなど攻撃の評価をお願いします。前半から素晴らしかったです。予想していたとおりだったので、札幌がマンツーマンでプレスに来るのも分かっていました。前半からバーに二度当たり、相手GKの素晴らしいセーブがあり、得点こそ入りませんでしたが、プレスをはがして前に行き、組み立てからチャンスを作りました。一方、最後は自分たちのほうが運動量は多く、彼らは足が止まりました。彼らがずっとあのプレスを続けることは難しいと思っていたので、自分たちはそのスキを突こうということを伝えていましたし、選手が体現してくれました。