広島vs清水の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2021年3月17日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第5節 2021年3月17日(水)19:03KO エディオンスタジアム広島
試合終了
10前半0
1後半0
10SH5
6CK4
5FK4
0
- 59'荒木 隼人
21歳と32歳。注目すべきは両守護神
広島は開幕してから4試合すべてで先制点を奪取することに成功しているが、リードを守って勝利をつかみ取れたのは1試合だけ。大迫は「今季に入ってまだ(失点)ゼロに抑えた試合がないことは自分としても責任を感じています」と話し、「ただ結果として負けてないですし、我慢強く戦えている。我慢強い部分を続けながら、ゴール前の堅さを、自分自身もそうですし、チームとしても高めていかないといけないと思っています」とコメントした。
大迫自身は良いパフォーマンスを続けている。明治安田J1第2節・横浜FM戦では3失点したが、城福 浩監督は第3節の札幌戦でも大迫を継続して起用。「われわれは『GK王国』と言われているチームでもあるので、替わってもおかしくはなかったですけど、替えてGKのグループに競争を促すことと彼に自信を持たせるために継続してゴールマウスを任せるという2つの選択肢があった。その中で、札幌戦は後者の選択をした。彼は札幌戦で相当な自信を積み重ねたんじゃないかと思います」と指揮官は充足感を浮かべた。
21歳のGKも自身のパフォーマンスに、「いまは迷いなく決断できている。出るんだったら思い切って出れているし、出ないんだったら出ないというふうに、中途半端になっていない。そういう部分で自分も調子の良さを感じています」と確かな手ごたえをつかんでいる。
一方、エディオンスタジアム広島に乗り込んでくる清水のGKも状態はとても良い。前節の鳥栖戦は攻め込まれる時間がとても多い試合になった中、権田 修一が好セーブを連発して無失点で切り抜けた。ロティーナ監督は試合後、「彼は勝点をチームに与えてくれるGKだと思います。今日の勝点1というのは彼の働き、貢献が大きかったです。そういうGKがチームにいるというのはとても良いことだと思います」と32歳になったばかりのGKを称えている。
日本を代表するGKが両チームのゴールマウスを守る今節は、多くの得点が生まれる試合にはならないだろう。きっ抗した試合展開になることが予想される中、相手のGKを打ち破っていくストライカーは現れるのか。
広島はジュニオール サントスが欠場となった鹿島戦で今季初得点を挙げた浅野 雄也に大きな期待が集まる。清水は鳥栖戦でチアゴ サンタナとカルリーニョス ジュニオの2トップが相手に大きな脅威を与えることができなかった中で、今節は前線をどう構成していくのか。試合間隔も広島が中3日なのに対して清水は中2日になる。システムの選定も含め、まずはロティーナ監督の采配に注目していきたい。
[ 文:寺田 弘幸 ]