鹿島vs清水の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2020年12月12日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第32節 2020年12月12日(土)16:03KO 県立カシマサッカースタジアム
試合終了
22前半0
0後半0
15SH7
7CK7
19FK16
0
過去の対戦は鹿島が圧倒。ACL出場のため、鹿島は目の前の試合に集中
その中で、勝点55の鹿島は残り2試合を連勝しても勝点は『61』までしか伸ばせない。3位の名古屋が勝点59、4位のC大阪が勝点58を獲得しており、いわゆる“他力本願”でしか出場権を獲得できない苦しい立場だ。しかし、だからこそ選手たちは目の前の1試合に勝つことに集中していた。
「ほかのチームがどういう結果になろうと、僕たちが勝たなければ順位は上がらない。まずは自分たちの試合に集中して、あと2試合、まずは1試合目の清水戦で勝っていくことが必要だと思いますし、それ以外は意識する必要はないんじゃないかなと思います」
そう言うのはここ5試合で4得点と波に乗ってきた上田 綺世。同じく5試合で4得点を決めている僚友のエヴェラウドとともに、鹿島の攻撃をけん引する。
その鹿島に挑むのが17位の清水だ。長らく苦しいシーズンを送っていたが、11月に入って平岡 宏章氏が監督に就任して以降、6試合で3勝2分1敗と結果が出るようになってきた。前節は優勝した川崎Fを相手に一歩も引かず二度のリードを奪った。結果的には89分に山根 視来に同点弾を許し、2試合連続で悔しい勝点1に終わったが、選手たちは十分な手ごたえを感じていることだろう。
前回対戦では鹿島が2-1で勝利している。29分にエヴェラウドが先制点を奪うと、その3分後にも土居 聖真が追加点を挙げ、失点で気落ちする清水のスキを突き一気に試合を決めてしまった。
ただ、今節も同じような展開になることはなさそうだ。平岡監督の下、守備は統制が取れるようになり、球際でも厳しさが出ている。古巣戦となる犬飼 智也は「前回やったときより球際のところだったり、ボールを奪いにくる迫力があった。川崎F相手にボールを奪えていたので、しっかりプレッシャーに来られるチームになっているのかなと思います」と警戒する。
両者はリーグ戦とJリーグYBCルヴァンカップで二度対戦しており、いずれも鹿島が勝利している。さらに言うと、このところの公式戦での対戦では鹿島が圧倒している。直近5試合は鹿島が5連勝。9試合で7勝2分となっており、清水が最後に勝利したのは2015年のリーグ開幕戦が最後となる。県立カシマサッカースタジアムでの試合に限っても、ここ7試合は鹿島が6勝1分。清水が勝利したのは2012年の第30節までさかのぼる。果たして、今回の結果はどうなるだろうか。
[ 文:田中 滋 ]