FC東京vs松本の監督コメント(明治安田生命J1リーグ:2019年4月28日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第9節 2019年4月28日(日)14:03KO 味の素スタジアム
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44'永井 謙佑
77'ディエゴ オリヴェイラ
明治安田J1リーグ 第10節
2025年4月12日(土)14:00 Kick off
FC東京FC東京
[ 長谷川 健太監督 ]
非常に多くのサポーターの皆さんにスタジアムへと入っていただき、そういう中でわれわれのサッカーを90分間通してやれたのは良かったです。松本が相手ということでインテンシティーの高い試合になると思っていましたし、基本的な部分で後手を踏むと試合は難しくなるという話をしていましたが、立ち上がりからインテンシティーの高いプレーをしてくれたのかなと思っています。
(久保)建英になんとか1点取ってほしいと思いましたが、それくらい今日はキレがあり、攻撃の起点にもなっていました。急きょ初先発となった渡辺(剛)であったり、リーグ戦初出場だった太田(宏介)であったり、守備陣のメンバーが入れ替わる中でも新たなサッカーがやれたことは大きなプラス材料だったと思います。
--どのようなゲームプランを描いていた?ここ最近の松本は最初の10分、15分で非常にアグレッシブな戦いをしていたので、今日もそういう入りになると思っていました。そういう中で少しずつ優位性を保って、押し込む時間が多くなりました。ただ、松本の守備力は非常に高く、最後の最後でクリアするなど粘り強いので、簡単にこじ開けることができないという話はしていました。そういう中で一瞬のスキを突くクオリティーの高いパスを供給して、シュートも非常にクオリティーが高かった。あの一瞬、精度の部分がカチッとかみ合ったのかなと思います。
--試合の手ごたえとしては?細かいことについては3バックの相手が続くので詳しくは言えませんが、押し込んだあとの部分については昨季からずっと言っていました。今年は奪ったあとの精度というところをずっと言っていましたが、渡辺が良い形で奪って、建英がクオリティーの高いパスを通して、永井(謙佑)の動きも非常に素晴らしかった。その一連の流れは選手たちも狙っていたと思います。
松本山雅FC松本
[ 反町 康治監督 ]
戦前から思っていたように、厳しい試合になりました。先制されるとわれわれとしてもバランスを崩していかないといけない部分もあるので、そうなると余計にFC東京さんの強みが出るかなと思っていましたが、そういう展開になってしまったので、後半にうまく立て直そうと思ったもののひっくり返すようなエネルギーは少しなかったかなというふうには思っています。
まだまだやれるところはあるので、それをしっかりやらないといけない。それと同時に、明日起きたら技術が高まっているということはないにしても、それを補うための努力を苦心しながらやっていかないといけません。今日の相手は日本のトップリーグの一番上のチームですから、その意味では勉強させられた部分もあります。それをどう生かしていくかということになってくるので、次のホームでのC大阪戦に向けて準備していきたいと思います。
--あの時間帯に失点したことでゲームプランが崩れた部分もあったのでは?そうですね、この前のルヴァンカップ・清水戦でも同じような時間帯で失点したことを踏まえると、その部分は洗いざらいにしないといけない。ボールへの執着心などはわれわれとしてもこだわっている部分ですが、そこが少し衰えてしまったということですね。そういう意味では残念ですし、あそこで強みを発揮しないと松本ではないので。2トップのカウンターというのも向こうの大きな武器ですし、ずっと話をしてやってきたんですが、その意味では残念な失点だったのかなと思います。
--後半途中の永井 龍、杉本 太郎の投入によりリズムも出てきたように見えた。それからの攻撃面については?途中から(前々節・)湘南戦と同じような形になりましたけど、そこで活性化されたということもあって同時に投入しました。当然ながらリズムが変わるのは当たり前なんですけど、それが決定打になったかというとそうでもないと。最後の1枚もそうなりましたけど、逆に攻撃が単発になってしまった部分はありますので、そこは少し残念ですね。フィニッシュがペナ(ペナルティーエリア)の外からが多かったというのも、いまのわれわれを象徴している部分でもあるので、もう少し相手にとって怖いプレーをしないといけないですね。