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長崎vs湘南の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2018年8月31日)

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勝点差は『6』。共通項の多い両者が相まみえる下位直接対決



今季五度目の顔合わせとなる長崎と湘南が、『フライデーナイトJリーグ』で相まみえる。

両チームともに現状は苦しいモノになっている。長崎は直近の5試合で勝点を『1』しか挙げることができておらず、現在は4連敗中。順位も最下位に沈んでいる。前節の柏戦は先制しながら、ミスから失点を重ねて終わってみれば5失点。手痛い逆転負けを喫することになった。一方の湘南も直近の5試合で挙げた勝点は『2』のみ。3連敗で迎えた前節はFC東京相手に再三のピンチで秋元 陽太が好セーブを見せて失点を許さず。チームとしての粘り強い守備で完封を達成したものの、得点を奪うことができず、勝点1を積み上げるにとどまった。

今季の開幕戦でも顔を合わせた両チームだが、JリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯でも対戦しており、これが今季五度目の対戦となる。過去四度の対戦は長崎の1勝3敗(天皇杯はPK戦で長崎の敗戦)となっている。長崎にとってはルヴァンカップではプレーオフステージ進出、天皇杯ではラウンド16進出を阻まれた因縁の相手でもある。最下位という現状を鑑みても勝点3が必要だが、幾度となく辛酸をなめさせられた相手に、これ以上後塵を拝するわけにはいかない。今季の4試合で唯一のホーム戦となったルヴァンカップでは逆転勝利を収めている。その再現を果たしたいところだ。

長崎は高木 琢也監督、湘南は曺 貴裁監督と両指揮官が長い時間をかけながら強固なベースを作り上げてきた。球際の激しさや切り替えの速さ、最後まで走り切るひたむきなスタイルには共通項も多い。「球際、走る。相手もそういうスタイルだと思うし、そこで負けないこと。最低限そこで上回っていかないと勝点は取れないので、気持ちを全員で込めていきたい」と徳永 悠平も互いが長所とする部分で負けないことの重要性を語っている。

また、長崎にとってはホームでは初となる金曜開催。当日は先着来場者15,000名限定でオリジナルTシャツがプレゼントされるなど、さまざまなイベントが予定されている。長崎にとっては『フライデーナイトJリーグ』といえば、勝利を挙げた明治安田J1第18節・FC東京戦が思い返される。いまの長崎に必要なのはまさにあのときのような姿勢だろう。選手全員が勝利への強い飢餓感を見せ、プレーに気迫が表れていた。「個人で考え過ぎているところがある。一人でというよりは、共通のイメージをしっかり持ってプレーしていければ、自然とゴール前まで行くことができると思う」と黒木 聖仁はあらためてフォア・ザ・チームの精神の重要性を説く。くしくも前節の試合後、曺 貴裁監督も「自分の所属するチームを愛していくということが、選手にとって見えない力を生み出していき、また違う選手にも伝染していきます」と話している。あらためて、見つめ直すフォア・ザ・チームの精神。現状を打破する勝点3をつかむのはどちらになるのか。

[ 文:杉山 文宣 ]





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