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札幌vs磐田の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2018年7月22日)

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札幌がつかむ確かな自信。今節はアグレッシブな攻め合いの予感



7月の第4日曜日に開催される明治安田J1第17節。リーグ戦再開2試合目となるこの節では、勝点26で暫定5位の札幌が、勝点22で同7位につける磐田をホームで迎え撃つ。今季のリーグ戦では初対戦となるが、JリーグYBCルヴァンカップですでに対戦しており、1勝1敗という戦績である。

札幌は前節、ホームで川崎Fと対戦して1-2で敗戦。立ち上がりから相手のパスワークに翻ろうされる場面がありながらも粘り強い守備で対応していたが、前半終了間際と後半立ち上がりという悪い時間帯に失点を許してしまい、そこから追いつくことができず。リーグ戦中断前の最後の試合となっていた前々節・神戸戦に続いての連敗となってしまった。

ただし、悲観的になり過ぎる必要は一切ないだろう。川崎Fは前年王者であり、そのパスサッカーの力強さは誰もが知るところ。そうした相手に臆することなく粘り強く戦い、最終的には1点差へと詰め寄った。「去年対戦したときよりも、力の差は縮まっていると思った」という都倉 賢の言葉は正しいだろう。

一方、夏の北海道に乗り込む磐田の前節は、ホームで鹿島と対戦して3-3のドロー。17分に上原 力也の得点で先制すると、後半途中までに一度は逆転されるが、そこから山田 大記、川又 堅碁の得点で試合をひっくり返す。終了間際に同点にされたが、気温の高い夏場のゲームで鹿島という強敵相手に、強い闘争心でシーソーゲームを演じたことはチームの経験値を高めたことだろう。

アダイウトン、ムサエフという外国籍選手2名を負傷による長期離脱で欠いたまま迎えたリーグ再開初戦に、日本人のみで構成されたフィールドプレーヤーたちが三度相手ゴールを揺らしたことは間違いなく自信になっているはず。3失点はもちろん課題となるだろうが、手にした自信のほうが大きいと感じさせられるほど、意欲的なゲームを演じていた。

さて、そうしたチーム同士の対戦だが、基本的にはアグレッシブな攻め合いが堪能できると予見する。札幌は前節、オフェンス力のある川崎Fに対しても「オープンな戦いを挑んだ」(ペトロヴィッチ監督)。前年王者に対してもそうしたスタンスだったのだから、磐田に対しても同様のスタンスで立ち向かうはず。磐田のほうも前節に3得点を奪った勢いをそのままに、そして、この試合からは川崎Fから移籍加入した大久保 嘉人の出場が可能となるため、この選手の存在も攻撃的な姿勢をより強めることになるだろう。

18日に今節と同じ札幌厚別公園競技場で行われた前節は、19.8℃と涼しい気候だった。今節も同じような好条件となれば、中3日というスケジュールながらも、より一層アグレッシブな試合が見られることだろう。

[ 文:斉藤 宏則 ]





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