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清水vsC大阪の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2018年7月18日)

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天皇杯は悔しい敗戦。再起を図る清水のリーグ再開初戦



両者のリーグ戦通算対戦成績は、清水の14勝7分17敗。一時は8戦勝ちなしなど清水がC大阪を苦手にしている様子もあったが、最近は劇的な試合が続き、勝敗は紙一重の状態となっている。2016年は明治安田J2での対戦となった。第34節の対戦では、1点リードされたまま終盤に突入するも、89分に北川 航也のゴールで同点、さらに90+4分に白崎 凌兵のゴールで逆転勝利を飾った。次の対戦は、ともに昇格したJ1での対戦。3分に鄭 大世のゴールで清水が先制したが、90+4分に清武 弘嗣のゴールで同点とされた。そして、昨季の第21節では、C大阪が前半に2点のリードを奪ったが、後半に入って清水が反撃態勢に入る。51分に金子 翔太のゴールで1点を返すと、ここから北川の2ゴールで鮮やかに逆転。清水はC大阪相手に現在3戦負けなしとしている。

両チームは、ともに11日に天皇杯3回戦に臨んでいる。清水は、J2の甲府と今季公式戦三度目の対戦となった。JリーグYBCルヴァンカップでは1分1敗。三度目の正直といきたかったが、序盤に苦しい試合に持ち込まれた。7分に左サイドのスペースにボールを入れられ、太田 修介のマイナスのボールを田中 佑昌に押し込まれて先制を許した。この試合、清水は右SBにファン ソッコ、右のCBに立田 悠悟と新しい形を試みるも、この失点シーンのように、それがうまく機能したとは言えない。後半には途中出場の鄭 大世が負傷交代するなど反撃の期待も失い、前後半合わせてシュートをわずか4本しか打てない始末。三度目の失態に、試合後はサポーターからブーイングを浴びせられる結果になってしまった。

C大阪の天皇杯3回戦は金沢と対戦。ロシアW杯の代表メンバーに選ばれていた山口 蛍、キム ジンヒョンはベンチ入りしなかったが、ほぼベストメンバーで挑んだ。10分、ゴール正面の位置でボールを回し、最後は柿谷 曜一朗のスルーパスに抜け出した水沼 宏太が押し込んで先制。26分には右サイドで起点を作り、柿谷のクロスに清武が頭で合わせて2点目。アディショナルタイムに3点目を挙げたC大阪は危なげなく3回戦を突破した。

C大阪は現在勝点26で暫定4位。中断期間前は5戦負けなしで勝点を伸ばしている。中断後も安定した試合を見せたこと、またW杯組が戻ってくるなど明るい話題がある。一方の清水はほぼベストメンバーで臨んだ天皇杯で、メンバーを落としていた甲府に力負け。中断前最後のリーグ戦となったJ1第15節・川崎F戦でもほぼ見せ場なく0-3と大敗しており、中断期間を経ても何も変わらないチームに、サポーターの間には悲壮感すら漂っているが、この試合の勝利次第ではその流れもまた変わるはず。清水はこの試合に勝ってホーム3連勝として、新加入のドウグラスが出場可能となる次節以降の試合につなぎたいところだ。

[ 文:田中 芳樹 ]





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