柏vs神戸の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2018年3月30日)
一覧へ明治安田生命J1リーグ 第5節 2018年3月30日(金)19:33KO 三協フロンテア柏スタジアム
今節唯一の金曜開催。ゲームの焦点はやはり神戸の背番号10
2週間の中断を挟んで再開される明治安田J1。三協フロンテア柏スタジアムでは、開幕からここまで1勝2分1敗と同成績の柏と神戸が激突。この試合は『FRIDAY NIGHT J.LEAGUE』、さらに『DAZN DAY』と銘打たれ、今節で唯一、金曜日の夜に開催される。
柏はリーグ戦のここ2試合、前半の早い時間帯に先制点を奪いながらも追いつかれ、ドローに終わる展開が続いている。特に前節・G大阪戦は新10番の江坂 任が左右両足でそれぞれ1本ずつ強烈なシュートをたたき込み、18分までに2点のリードを奪った。しかし、その直後に失点を許すと、昨季からの課題である終盤の失点癖を露呈。86分にファン ウィジョに決められ、またしても勝点2を落とした。
そんなホームチームは、このインターバルでビルドアップの練習に注力。「われわれの強みであるビルドアップのところで安定してしっかり前進できるように準備してきた。あとは相手のプレスにハマらないボール回しを考えながら、トレーニングを積んできた」(パク ジョンス)。さらに、その流れの中で攻撃の形の構築にも着手。「(中断期間中の)3日間のトレーニングは攻撃に重点を置いて、戦術的なところを落とし込んだ。2日連続で同じ練習をしたけど、1日目より2日目のほうがバリエーションは増えていたと思ったし、そこは擦り込めたと思う」と亀川 諒史は話す。クリスティアーノは「いま自分たちに何が足りないかは理解しているので、そこをしっかりやっていくことが大切になってくると思う。そこが神戸戦でどう出てくるか楽しみにしてくれればと思う。チームとして良いプレーをできていると実感しているので、トレーニングしていることが出せて、勝利につながればいい」と自信をのぞかせた。
対する神戸は前節、ホームでC大阪と対戦。開幕から3試合は2分1敗と出遅れたが、この試合では安定した戦いぶりを披露。前半に藤田 直之のゴールで先制すると、試合終了間際にはルーカス ポドルスキが今季リーグ初ゴールを左足で決めて、リーグ戦での今季初勝利を挙げた。
連勝を目指してアウェイに乗り込んでくる今節、やはりチームの中心は背番号10のレフティーだろう。今季は最前線ではなく、中盤の位置で自由に動き回り、ゲームをコントロールする役割を担っているだけに、この試合でもゲームのカギを握る存在となる。神戸としてはいかにルーカス ポドルスキを気持ち良くプレーさせることができるか。一方、柏としては相手の10番から自由を奪うことができるかが、大切になってくる。
この試合を皮切りに、5月中旬まで超過密日程での連戦が続く両チームにとって、その初戦を勝利で飾れるかどうかが、連戦の行方を左右すると言っても過言ではない。さい先の良いスタートを切るのはどちらだ。
[ 文:須賀 大輔 ]