横浜FMvs上海海港のマッチレポート・動画（ＡＦＣチャンピオンズリーグエリート：2025年3月11日）
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ＡＦＣチャンピオンズリーグエリート ラウンド１６ 2025年3月11日（火）19:00KO 横浜国際総合競技場
試合終了
43前半1
1後半0
13SH12
3CK5
18FK25
1-
上海海港上海海港
-
2'遠野 大弥
29'アンデルソン ロペス
44'ヤン マテウス
58'アンデルソン ロペス - 35'レオナルド
先制パンチから重ねた得点。７連勝でファイナルステージへ！
アウェイ・上海での第１戦を１－０で勝利して迎えた、横浜FMのAFCチャンピオンズリーグエリートラウンド16第２戦。横浜FMはその第１戦からスタメン１人のみの入れ替えにとどめ、右SBに宮市 亮が入る。対する上海海港は第１戦からスタメン４人を変更し、中盤にブラジル国籍のマテウス ユッサを起用。また、前線には第１戦に引き続き、レオナルドとグスタボを配置した。
開始早々にゲームが動く。上海海港がマンツーマン気味にプレスを掛けてくる中、横浜FMも組織的なプレッシングで対抗すると、２分にゴールが生まれる。植中 朝日がシュ シンの横パスを引っかけると、回収した山根 陸が素早く植中 朝日へ預け、最後はスルーパスに抜け出した遠野 大弥が落ち着いて左足で流し込む。
早くも２戦合計で２点のビハインドとなった上海海港は、守備時に［４－４－２］、攻撃時には３バックで右のリー シュアイを最前線に押し出し、左右非対称の可変システムで攻撃的な姿勢を維持。すると、20分を境に押し込む時間帯が続く。
守備に回る時間が長くなっていた横浜FMだったが、ワンプレーで流れを変える。29分、中盤でボールを奪ったジャン クルードがそのまま持ち運んで狭いスペースにスルーパスを送ると、ドンピシャのタイミングで受けたアンデルソン ロペスがチップキックでゴールへ流し込む。
ところが35分、上海海港にCKからニアでフリックされたボールをレオナルドに押し込まれ、１点を返される。ただ、横浜FMの勢いは衰えない。38分、山根 陸の縦パスをスイッチに素晴らしいビルドアップから遠野 大弥がネットを揺らすが、これはVARによってオフサイドの判定となり、得点は認められない。
それでも、44分にゴールが生まれる。左サイドを突破したジャン クルードが落ち着いて横パスを入れると、アンデルソン ロペスを経由してヤン マテウスがGKイエン ジュンリンの動きを見定めてゴールに流し込む。
後半に入っても横浜FMは良い流れを継続する。55分、永戸 勝也が縦に仕掛けてクサビを入れると、植中 朝日、遠野 大弥とつなぎ、ジャン クルードがシュートを放つ。そして、その流れで得たセットプレーから勝負を決定づける。56分、CKのクリアボールをペナルティーエリア手前で拾ったジャン クルードの強烈なミドルシュートがポストを直撃。そのリフレクションを回収したサンディ ウォルシュのシュートがゴール前のアンデルソン ロペスの足元につながり、横浜FMにこの日四度目の得点が記録された。
その後は両者とも交代カードを切りつつ、一進一退の展開の中、71分には横浜FMの植中 朝日、73分には上海海港のグスタボがネットを揺らす場面があったが、それぞれオフサイドの判定でスコアは動かない。５分のアディショナルタイムも含めて激しいバトルが最後まで繰り広げられた中、終了を告げるホイッスルが鳴らされた。
横浜FMは２戦合計５－１とし、リーグステージから破竹の７連勝で2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグに続くベスト８へ進出。４月下旬からサウジアラビアで開催されるファイナルステージ（準々決勝以降）に臨む。
［ 文：大林 洋平 ］
開始早々にゲームが動く。上海海港がマンツーマン気味にプレスを掛けてくる中、横浜FMも組織的なプレッシングで対抗すると、２分にゴールが生まれる。植中 朝日がシュ シンの横パスを引っかけると、回収した山根 陸が素早く植中 朝日へ預け、最後はスルーパスに抜け出した遠野 大弥が落ち着いて左足で流し込む。
早くも２戦合計で２点のビハインドとなった上海海港は、守備時に［４－４－２］、攻撃時には３バックで右のリー シュアイを最前線に押し出し、左右非対称の可変システムで攻撃的な姿勢を維持。すると、20分を境に押し込む時間帯が続く。
守備に回る時間が長くなっていた横浜FMだったが、ワンプレーで流れを変える。29分、中盤でボールを奪ったジャン クルードがそのまま持ち運んで狭いスペースにスルーパスを送ると、ドンピシャのタイミングで受けたアンデルソン ロペスがチップキックでゴールへ流し込む。
ところが35分、上海海港にCKからニアでフリックされたボールをレオナルドに押し込まれ、１点を返される。ただ、横浜FMの勢いは衰えない。38分、山根 陸の縦パスをスイッチに素晴らしいビルドアップから遠野 大弥がネットを揺らすが、これはVARによってオフサイドの判定となり、得点は認められない。
それでも、44分にゴールが生まれる。左サイドを突破したジャン クルードが落ち着いて横パスを入れると、アンデルソン ロペスを経由してヤン マテウスがGKイエン ジュンリンの動きを見定めてゴールに流し込む。
後半に入っても横浜FMは良い流れを継続する。55分、永戸 勝也が縦に仕掛けてクサビを入れると、植中 朝日、遠野 大弥とつなぎ、ジャン クルードがシュートを放つ。そして、その流れで得たセットプレーから勝負を決定づける。56分、CKのクリアボールをペナルティーエリア手前で拾ったジャン クルードの強烈なミドルシュートがポストを直撃。そのリフレクションを回収したサンディ ウォルシュのシュートがゴール前のアンデルソン ロペスの足元につながり、横浜FMにこの日四度目の得点が記録された。
その後は両者とも交代カードを切りつつ、一進一退の展開の中、71分には横浜FMの植中 朝日、73分には上海海港のグスタボがネットを揺らす場面があったが、それぞれオフサイドの判定でスコアは動かない。５分のアディショナルタイムも含めて激しいバトルが最後まで繰り広げられた中、終了を告げるホイッスルが鳴らされた。
横浜FMは２戦合計５－１とし、リーグステージから破竹の７連勝で2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグに続くベスト８へ進出。４月下旬からサウジアラビアで開催されるファイナルステージ（準々決勝以降）に臨む。
［ 文：大林 洋平 ］
