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上海海港vs横浜FMのマッチレポート・動画(AFCチャンピオンズリーグエリート:2025年3月4日)

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追加点は奪えずも、横浜FMが1点リードで“前半”終了


AFCチャンピオンズリーグエリートリーグステージを首位で突破した横浜FMが上海海港のホーム、浦東フットボール・スタジアムに乗り込んだラウンド16第1戦。中2日の横浜FMは直近の明治安田J1第4節・湘南戦から先発4人を変更する。両サイドハーフは左に遠野 大弥、右にヤン マテウスを配置し、CBはサンディ ウォルシュが入った。対する上海海港は基本布陣の4バックではなく、3バックを採用し、3トップにはレオナルドを頂点に左にマテウス ビタル、右にグスタボが入った。

開始から横浜FMが保持する展開が続くものの、双方にフィニッシュシーンが生まれない中、上海海港にアクシデント。10分、ピッチに倒れ込んだフー フアンがプレー続行不可能となり、ワン ジェンアオを投入せざるを得ず、早々に交代カードを切ることになる。その直後、横浜FMは山根 陸からのクロスをアンデルソン ロペスが頭で合わせ、これがファーストシュートとなる。

15分、横浜FMにピンチ。ジェイソン キニョーネスの不用意なパスからマテウス ビタルにフィニッシュに持ち込まれるが、精度不足に助けられる。ただ、横浜FMに危ないシーンは多くなく、23分には山根 陸のカットからショートカウンターを発動するなど上海海港ゴールに迫る。

すると30分、先制点が生まれる。相手陣右深くに進入した松原 健のスルーパスに反応した植中 朝日が、エリア内でDFに寄せられながら粘る。折り返しはクリアされたが、その先にいたアンデルソン ロペスが頭で押し込む。

1点を追う形となった上海海港だったが、システム変更の影響かビルドアップの形がなく、攻撃は前線の個の力に頼る形で散発的。一方の横浜FMもアンデルソン ロペス遠野 大弥が惜しいシーンを作るが、追加点は奪えない。

後半に入ると立ち上がりの48分、横浜FMに素晴らしいビルドアップが生まれる。自陣の深い位置でジェイソン キニョーネス松原 健が相手を引きつけてパス交換し、機を見てクサビを入れる。そこからダイレクトで相手を裏返して持ち上がり、最後は長い距離を走った山根 陸がえぐるが、クロスはクリアされてしまう。

60分にも決定機。今度はアンデルソン ロペスが高い位置で相手のビルドアップを阻むと、遠野 大弥が迷わず中央へ。植中 朝日はフリーのヤン マテウスを使うが、シュートはGKイエン ジュンリンの正面を突いてしまう。

上海海港は2枚代え直後の69分、疑似カウンターから途中出場のリー シュアイが強烈なシュートを見舞うが、これはポストを直撃する。ピンチをしのいだ横浜FMは76分と82分に交代カードを切り、ピッチに入った天野 純井上 健太のコンビがチャンスを何度も創出する。しかし、85分の決定機はエウベルが仕留め切れないなど、次の1点は奪えない。ただ、終盤にピンチこそあったものの、守備陣が集中力を切らさず、1-0で“前半”となる第1戦を制した。この結果により、横浜FMは11日にホームで開催される第2戦を1点のアドバンテージを持って迎えることとなった。

[ 文:大林 洋平 ]
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