今日の試合速報

右GW2025
右GW2025
チケット購入はこちら

コメントをする

浦和vsアルヒラルの見どころ(AFCチャンピオンズリーグ:2017年11月25日)

一覧へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最高の舞台で最高の結果を。雌雄を決する一戦、いざ開演

アジアの頂点に立つのはどちらか。その結末が決まる「ファイナルのファイナル」(マウリシオ)、AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦、浦和vsアルヒラルがいよいよその時を迎える。

アルヒラルのホーム、キングファハド インターナショナルスタジアムで行われた第1戦は、7分にラファエル シルバのゴールで浦和が先制すると、アルヒラルに押し込まれる展開が続きながらも反撃を1点に抑え、1-1で終了。浦和はアウェイゴールを奪った上での引き分けという、最高ではないが理想的な結果を手にすることに成功した。

浦和は第1戦終了後に帰国の途に就き、20日から大原で調整を開始。普段は午前練習が多いものの、今週は試合時間に近い午後からの練習を続け、また普段は試合2日前からが多い非公開練習も3日前からにするなど、万全の態勢で試合に臨むべく準備を進めている。

第1戦でゴールを奪いながらも後半途中に右足を負傷して交代したラファエル シルバは、試合4日前、21日の時点で「歩くことに関しては大丈夫。角度を入れて踏み込むときだけまだ少し痛みが残る」と状況を説明しつつ、「間に合うと思う。100%で試合に出られるようになるだけの時間はまだある」と第2戦への出場意欲を見せている。また、第1戦は累積警告による出場停止だったマウリシオは、「(中東遠征もチームに帯同して)練習をやっているのでコンディションは問題ない。ファイナルは非常に楽しみだし、待ち切れない。自分の中で一番大事な試合になる」と気合い十分だ。

第1戦ではあえて守備的な戦いを選択し、押し込まれる展開が続いたが、第2戦は違った戦いを展開するつもりだ。第1戦の経験も経て、長澤 和輝が「もうひと工夫した戦いができる」と言えば、遠藤 航は「もちろんカウンターは狙いながら」と前置きしつつ、「理想はもうちょっとボールを持ってしっかり動かすこと。ボールを動かしてチャンスメイクしたい」とより攻撃に意識を置くことを認め、武藤 雄樹も「アウェイと比べれば積極的なサッカーが見せられると思う」と自信をのぞかせた。

アルヒラルも第1戦終了後、すぐに移動して来日。考え得る万全の態勢を整えている。第1戦で負傷交代したカルロス エドゥアルドは前十字靭帯断裂という大ケガで手術を受けることになり、第2戦の欠場は確定した。第1戦同様、攻撃のキーマンを欠くことはアルヒラルにとって痛手、浦和にとっては追い風になるが、興梠 慎三が「代わりに入ってきた選手も能力が高いので注意しなければいけない」と話したように、第1戦ではカルロス エドゥアルドに代わって入ったナワフ アルアビドもシュートを積極的に放つなど脅威となっていただけに、全く油断はできない。

90分を0-0で終えれば優勝となる浦和がやや有利な状況だが、浦和の選手たちが「0-0を狙うことはない」と話しているように、どちらもシンプルに勝利を目指して戦うことになるだろう。前売りチケットも完売。最高の舞台は最高の雰囲気になるはずだ。アジアを制するのは浦和か、アルヒラルか。決戦は25日19時15分、埼玉スタジアム2002で幕を開ける。

[ 文:菊地 正典 ]


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第10節
2025年4月12日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード

観戦ガイド みんなで楽しいスタジアムを作ろう!

最新ニュース

一覧へ