REPORT

FINAL振り返り

2016年
2016.10.15 13:09 Kick-off

浦和がPK戦の末にG大阪に勝利!12年ぶりの大会制覇!!

浦和レッズ 1-1 (延長)
PK 5-4
ガンバ大阪

2016年は、グループステージまでは「Jリーグヤマザキナビスコカップ」として行われたが、ノックアウトステージから「JリーグYBCルヴァンカップ」に名称が変更された。

決勝進出を果たしたのは、サンフレッチェ広島と横浜F・マリノスを連破したガンバ大阪と、ヴィッセル神戸、FC東京を打ち破った浦和レッズだった。G大阪は3年連続のファイナル進出。浦和は2013年以来の決勝の舞台となった。

攻守が目まぐるしく入れ替わる激しい展開となるなか、均衡を破ったのはG大阪だった。17分、ハーフウェイライン手前でボールを受けたアデミウソンがそのままドリブルで独走。GKとの一対一を落ち着いて制して、先制ゴールを奪った。

しかしG大阪のリードで迎えた後半は、浦和が押し込む時間が増え、76分、交代出場したばかりの李忠成がCKを頭で合わせて同点に追いつくことに成功。試合は1-1のまま延長戦に突入するも両者譲らず、決着はPK戦へと委ねられた。

ここで魅せたのが浦和の守護神、西川周作だ。4人目のキッカー呉屋大翔キックを見事にストップ。5人全員が決めた浦和が、2003年以来、実に12年ぶりにリーグカップウィナーの称号を手に入れた。