REPORT

FINAL振り返り

2006年
2006.11.03 14:09

アマル・オシムの下、千葉が鹿島を下して連覇!!

ジェフユナイテッド千葉 2-0 鹿島アントラーズ

前年と同様、J1の18クラブが参戦したが、今大会より決勝トーナメントにおけるアウェイゴール方式が初採用となった。そのルールが初めて適用されたのが、準々決勝の川崎フロンターレvs浦和レッズ戦。2試合合計で5-5となったが、アウェイゴールで上回った川崎Fが準決勝に進出した。

決勝に駒を進めたのは、その川崎Fを延長の末に破ったジェフユナイテッド千葉と、アウェイゴール方式により、横浜F・マリノスを下した鹿島アントラーズ。連覇を目指す千葉と、2002年以来4度目の優勝を狙う鹿島の一戦となった。

試合は両者譲らず、終盤まで0-0で推移する。しかし、80分、均衡を破ったのは千葉だった。右サイドでボールを受けた水野晃樹が豪快に右足を振り抜き、鹿島ゴールを陥落。さらにその2分後には水野のCKを阿部勇樹が頭で合わせて、2-0。その後の鹿島の猛攻を凌いだ千葉が、見事に連覇を達成した。