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[ 第94回天皇杯 決勝 G大阪 vs 山形 ]
一発勝負のカップ戦である天皇杯の醍醐味といえる「ジャイアントキリング」を起こし、今大会を盛り上げた「天皇杯を象徴するゴール」を表彰する「SURUGA I DREAM Award」。
今年は、2回戦(7月12日)ベガルタ仙台vs奈良クラブ戦で後半41分に、岡山一成選手(奈良クラブ)が決めたゴールが受賞しました。
●岡山一成選手コメント
「僕も長くJリーグのクラブでプレーしていたんですけど、アマチュア選手の天皇杯にかける想いというのが自分がアマチュアの立場になってようやくわかりました。去年、神戸に0-3で負けていた時に、残り3分の時に僕が1点返したんですけど、サポーターのところに駆け寄ったらまだ残り時間があるのに何をしているんだと怒られたんですよね。
1分1秒でも無駄にしたくないという想いを知ったので、今年どうしてもJリーグのクラブ相手に勝ちたいと思って、組合せを見た時に勝ち上がれば仙台と対戦できるということで、僕も所属していたクラブでしたし、絶対に勝ちあがろうという想いでした。
仙台は岡山劇場とかをやらせてもらっていた場所でしたし、勝った時は違和感もありました。ただ、仙台のサポーターが僕の仙台時代のコールをして迎えてくれて、奈良クラブでサッカーを続けていてよかったなと思いました。札幌時代にも長野にまけましたし、今までジャイアントキリングされる立場だったので、する方もされる方も両方の気持ちがわかるんですけど、そこも含めて天皇杯というのは違うカテゴリーの戦う大会でこれからもあり続けてほしいなと思います」
Q:改めてSURUGA I DREAM Awardに選ばれたゴールを振り返って。
「ゾーンというのがあるんですけど、ヘディングでは今までも何回かそういうのがあったんですけど、足では初めてで、36歳で初めてだったのでもう少し早くそれが来ていたら、もうちょっと活躍できたんじゃないかなと思いました(笑)止まって情景が見えて、そのまま決める事が出来ました」
Q:沢山のゴールを決めてきたと思いますが、今回のゴールの意味は?
「今まで、Jリーグ初ゴールが一番のゴールだったんですけど、今回のゴールが一番のゴールになりました。もしかしたらJリーグのクラブから取れる最後のゴールになるかもしれないじゃないですか。でも、生涯一のゴールがまだこの先にあると信じて頑張ろうと思います」
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【第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会】
■決勝 12月13日(土)14:00 G大阪vs山形/日産スタジアム
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twitterで天皇杯を語ろう!推奨ハッシュタグ 「#天皇杯」2014年12月13日(土)
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