[ 2014年　今年の漢字：京都 ]
「悔しさで地団駄を踏む」とか「踏んだり蹴ったり」とか、そういった踏みつけられた感じのする１年だった気がする。チーム熟成には地ならしが必要で、時間がかかる場合もある。それは大木武監督の時に経験したと思っていた。それを土台に今季は立派な建物が建つ、と思われた。
しっかりとチームの土台を踏みならし、骨太の選手を育てられるようにしないと、Ｊ１に上がっても残留のためにバタバタしないといけなくなる。一歩一歩、成長を踏みしめて、踏ん張って、サポーターが大いに納得してくれる試合をできるチームになってほしいものである。
若手が成長してきたことを見ても、それは確実に、たとえ歩みが遅くとも着実に進んではいると思う。近い未来、選手たちが現状を踏み出して、躍り出す時が来ると信じたい。

Text by 武田賢宗

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2014年12月14日（日）