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[ 2014年 今年の漢字:横浜FC ]
山口素弘監督3年目のシーズン。その集大成としてJ1昇格を目標に臨んだシーズンであった。特に過去の反省からスタートダッシュを重視していたが、毎年のように選手の大幅な入れ替えを行っている中で、「再」びスタートダッシュに失敗。大きく出遅れた順位からの巻き返しを余儀なくされた。後半戦、J1昇格プレーオフ圏が視野に入ってくるまでの猛追を見せる姿も過去2年の「再」現となったが、それも実現には至らず、再びJ2に留まる結果となった。そして、クラブのレジェンドであった山口素弘監督は契約満了で退任。指揮官は、最終戦後の挨拶で重い宿題をクラブとサポーターに残したが、その真意は横浜FCというクラブの存在意義の「再」考を促すものだった。このクラブが創設された経緯を「再」び繰り返さないためにも、山口監督の言葉を受け止める必要がある。
Text by 松尾 真一郎
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2014年12月14日(日)
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