[ 2013年　今年の漢字：北九州 ]
就任会見の席上で、柱谷幸一新監督は北九州のファン・サポーターに誓った。「結果にこだわる。内容にこだわる。フェアプレー」という３本の柱だ。結果は、２０１１・１２と続けてきた１桁順位とはいかなかったが、約３分の２の選手が昨季から入れ替わり、さらに３分の１が新卒だったことを考えると、柱谷監督の「サプライズを起こす！」という思いは達成できたのではないかと思っている。
２本目の柱・内容については、前半戦こそどこか消極的な試合が多かったが、後半戦はあえて難しいことにトライしながら攻め、見ていてワクワクさせる試合が増えた。そして３本目の柱・フェアプレーでは、反則ポイントが昨季の１６７から８３と半減。決して球際が緩かったわけではなく、頭脳と技術で相手のボールを奪っていった。
今季は柱谷体制１年目ながら、北九州という土地に、ベースを作りつつ３本の柱を立てて見せた。

Text by 坂本真

-------------
◆Ｊ２ 順位表
◆Ｊ２ 戦績表
◆Ｊ２ 得点ランキング

◆ほかのクラブの「今年の漢字」をチェック！

2013年12月12日（木）