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[ ゆく年くる年:今年の漢字 愛媛 ]
特にシーズン後半は我慢の連続だった。13試合に渡って勝利から遠ざかり、シーズン最終戦の鳥取戦でようやく勝利をつかむまで、2009年の11試合未勝利を超える長いトンネルに入った。また、ホームでは8月6日(第3節)の富山戦以降は勝てなかった。およそ4カ月、耐えて待ち続けたホームでの歓喜は来季に持ち越された。
しかし、負け続けたわけでもない。13試合勝てなかった時期(7分6敗)も、連敗は1度だけ。シーズン後半の19試合中、11試合でドロー(2勝11分6敗)という成績が示すように、引き分けが多く勝ち切れない試合が続いた。ただ、そこは我慢が足りなかった。2点のリードを守り切れなかった第25節・北九州戦、そしてアディショナルタイムにPKで追いつかれた第29節・岐阜戦。守り切れず、白星を逃してしまったという意味でも、今季は「耐える」ことが必要な1年だったように思う。
Text by 近藤 義博2011年12月31日(土)