[ 京都：工藤選手がついに実戦復帰 ]
1月20日に行われたトレーニングで左ひざを負傷し、長いリハビリを乗り越え、先日全体練習に合流した工藤浩平選手が、昨日10日に行われた山梨学院大学との練習試合でついに実戦復帰を果たしました。

「怖がらずに、思いきっていけ」と大木監督に送りだされた工藤選手は、残り20分ほどの出場でしたが、持ち前のパスセンスや豊富な運動量でチームを活性化させる動きを見せ、訪れたたくさんのサポーターを安心させてくれました。

ボールを追いかける工藤選手の表情は常に笑顔。まるで少年時代に帰ったかのように、“ボールを蹴ることができる喜び”にあふれている姿がとても印象的でした。

工藤浩平選手
「2月にケガしてから初めての試合でしたけど、楽しんでプレーできました。これまでのサッカー人生でこんなにサッカーができないことは初めてで、こんなに間隔が空いたのも初めてだったので、フレッシュな気持ちでプレーできました。この気持ちを今後も忘れないようにしていきたいと思います。ピッチを離れていた分、監督から行けと言われたときにしっかりと結果が出せるように、これからしっかりとコンディションを上げてやっていきたいですし、外からチームを見てきた分、どのポジションで出てもうまくなじめるようにやっていきたいと思います」

「左ひざ前十字靭帯損傷」という大きなカベを乗り越えた工藤選手とともにサンガの逆襲が始まります。

2011年8月11日（木）：提供：京都サンガF.C.