[ みんなでオランダにもカツ！ ] 広島からSAMURAI BLUEのカツを祈って…
2010FIFAワールドカップ南アフリカ・グループリーグ初戦でカメルーンに1-0と勝利したSAMURAI BLUE（日本代表）。この勝利で日本人の必勝祈願と言えばやっぱりカツ丼なんだ…と確信を持ってしまったJ's GOAL編集部。オランダ戦でもSAMURAI BLUE（日本代表）の勝利を祈って、みんなでカツ丼を食べてパワーを送りましょう！！

■広島のカツ丼：
ふたたび　中野家自家製！

【中野和也（J's GOAL　広島担当）からのメッセージ】
前回も書いたが、広島にもカツ丼のおいしいお店はたくさんある。ただ、今回については、自分自身に気合いと想いを込める意味を込めて、自分でつくることにしただけなのだ。
さあ今回は、ソースカツ丼に挑戦することに。広島には「ソースカツ丼」という文化はあまりなく、僕自身も食べたことがない。それだけに不安は募ったのだが、前回と同じでは面白くないので。相手も違うわけだし、ここは新しいチャレンジを。

（１）肉は前回同様に分厚く切る。スーパーに適当な肉がなかったので、ロース肉の塊を購入し、自分でカットした。本とかの写真を見ても、もっと薄いほうがおいしいのだろうが（8mm程度か？）、今回は「気合いと根性」（森山佳郎広島ユース監督の名言にして至言）で日本に勝利を呼び込むためのもの。チマチマ薄いカツなんて、食ってられない。

（２）後に試食して思ったのだが、このキャベツの千切り（というにはややごついが、ご愛嬌ということで）はソースカツ丼における重要なポイント。ある地方ではキャベツは敷かず、そのままご飯に乗せるだけだそうだが、このキャベツがカツとソースの「くどさ」を和らげ、口の中をサッパリとさせてくれる。ご飯と一緒にかき込むのがポイントだ。

（３）カラっと、サクッと。さあ、もう後戻りはできない。ここからはスピードと集中力の勝負。攻守にわたるスピーディな切り替えが今日のオランダ戦のポイントなら、カツ丼のポイントは肉を油の中に投入した後の素早い動きだ。

（４）「ソースにひたして」と本に書いてあったので、そのとおりにやってみた。ただ、ここは好みだろう。僕は濃い味が好きだからおいしくいただけたが、カツはそのままキャベツの上に乗せ、ソースは後からかける方がいいかもしれない。いずれにしても、結局はソースの味になるんだから、ここにはこだわりたい。僕はオランダの国旗が３色であることを意識して、とんかつソース・ウスターソース・お好みソースの３種をブレンドした。ピリッとさせたい方は、そこに唐辛子をふってもいいだろう。
正直、好みからすれば、卵で閉じた方だ。だけど、キャベツの上にカツを乗せてソースをかければ出来上がりだから、ソースカツ丼の方が手軽だ。あと、キャベツは多ければ多いほどうまくなることから、生野菜好きな方もソースカツ丼の方がいいかも。

いずれにしても、オランダに「カツ」には、日本中の「元気」を南アフリカの日本代表に送る必要がある。カツ丼を食べてパワーを肉体から湧き立たせ、そのエネルギーを集結させよう。奇跡は突然舞い降りてくるのではなく、奇跡が起きるべく努力した者たちの上に授けられるものだから。

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【SAMURAI BLUE(日本代表)試合予定】
■2010FIFAワールドカップ南アフリカ グループE
2010年6月19日（土）20：30（日本時間）／ダーバン
SAMURAI BLUE(日本代表) vs オランダ代表
※この試合はテレビ朝日系列、スカパー！、NHK-BS1にて生中継！

2010年6月24日（木）27：30（日本時間）／ルステンブルグ
SAMURAI BLUE(日本代表) vs デンマーク代表
※この試合は日本テレビ系列、スカパー！にて生中継！

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2010年6月19日（土）：広島県　中野家自宅