[ スペシャル◎J1 第14節：東京Ｖ vs 浦和プレビュー ]
【HOT6第2節、前節7失点の東京Vが昨年7失点を喫した浦和をホームに迎える。】

03年半ばに東京Ｖ・アルディレス監督が就任して3年目のシーズン。日本代表戦によるリーグ戦の中断が明けた第13節、東京VはG大阪に1-7という大差で敗れた。今シーズン、ここまでの失点数27はリーグトップで、大量失点の試合も目立つ。「私のミスだ」と試合後アルディレス監督は会見で謝罪に近いコメントを残した。今節で対戦する浦和は、奇しくも昨年の2ndステージで7失点で敗れた相手。浦和は、落ち着かないクラブ事情をよそに、選手たちはきっちりとピッチで仕事。前線からボールを奪う姿勢をみせ、中盤では人数をかけた厳しいプレス、奪ってからの素早い攻守の切り替え。有機的な連動性が復調の兆し。さて、国立でのホーム戦となる東京Vだが、中3日で迎える浦和戦前の紅白戦で試した布陣は通常通りの3-5-2システム。3バックの中央には林が入り、1ボランチとダブルオフェンシブハーフのシステム。右サイドには山田が、左サイドには相馬。米山はまだ不在だが、言い訳のきかない布陣が組めた。2トップにはワシントン、森本が予定されるか。首位・鹿島は既に勝ち点32。東京Ｖとは既に勝ち点18差、浦和とも12差あるが、リーグ戦はまだ半分以上のこる。両チームがここからどこまで這い上がれるか。このHOT6が分け目となる。
（※写真は、東京Ｖ・相馬崇人：ヤマザキナビスコカップ第1節3/19撮影、浦和・平川忠亮：ヤマザキナビスコカップ第2節3/26撮影）


■J1 第14節　▽7/6（水）19:00キックオフ／国立　東京Ｖ（14位） vs 浦和（4位）＊順位表＊

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2005年7月5日（火）：J1 第14節プレビュー