私たち群馬のプロサッカーチーム「ザスパクサツ群馬」を運営しております弊社は、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)より、本日、2015シーズンにおけるクラブライセンスの交付を受けました。
株主・スポンサー様、アシストパートナー様、募金者の皆さまはもとより、サポーター・ファン、群馬県サッカー協会、前橋商工会議所の皆さま、群馬県、前橋市、草津町等の自治体関係者の皆さまなど、ご支援とご声援を頂いたすべての方々に対しまして、衷心より御礼を申し上げます。
弊社は深刻な経営危機のなか、JリーグがJ2以上に定める財務基準(今期決算ベースでの黒字化と債務超過の解消)をクリアするため、本年2月の新経営体制発足以来、この7カ月余り、クラブライセンス対策本部を設け、全社を挙げて取り組んでまいりました。
また、群馬県サッカー協会様を中心に群馬県、前橋市、サポーター等の皆さまにより「ザスパ(Jクラブ)存続会議」が3月に発足し、さらに自主的に募金箱を設置してご協力頂いた皆さまなどを加えまして、官民の方々が一体となって活動して頂きました。
この結果、弊社が4月に策定しました計85,000千円の資金調達計画に対しまして、Jリーグに調達状況を最終提出しました8月末ベースで、別紙の通り、多額の募金を含む計115,000千円余りのご支援(ご入金およびご確約)を頂戴いたしました。本当にありがとうございました。
多くの皆さまのご厚意によって、財務基準のハードルを越えることができましたが、通過点にすぎません。経営安定化の土台づくり、トップチームの新体制づくりと強化、下部組織の充実、集客対策、地域貢献事業の拡充など、課題が山積しております。
今回のクラブライセンス交付に併せても、Jリーグより弊社への指摘事項として、
・ホームスタジアム「正田醤油スタジアム群馬」の屋根が観客席の3分の1以上を覆っておらず、アジアサッカー連盟(AFC)より、AFC主催競技会のホームゲームを開催できないことを通告される可能性があること
・2016シーズンのJ1クラブライセンスのうち、トレーニング施設基準(1.常時使用できるフルサイズ天然芝ピッチ1面、2.観覧エリアの確保、3.トレーニングジム、更衣室2室、メディカルケアスペース、会議室などを備えたクラブハウス)を充足していないこと
−の2点が示されました。
こうした課題を一つひとつ着実に解決し、前進していく所存でありますので、今後とも皆さまのご支援、ご指導をお願い申し上げます。
資金調達の状況 (単位:円、消費税抜き)
資金調達名目/計画ベース/8月末ベース
募金(寄付金)/30,000,000/51,540,435
スポンサーご協賛/30,000,000/26,287,889
アシストパートナーご協賛/20,000,000/15,906,800
グッズ・チケットご購入等/4,000,000/8,285,216
新株ご購入(第三者割当増資)/1,000,000/13,000,000
合 計/85,000,000/115,020,340
【ご参考】 募金は9月29日現在、52,773,336円となっております。8月末ベースのスポンサー協賛、アシストパートナー協賛につきましては、Jリーグ提出済みの当初予算が未達成となり、それぞれ4,000,000円、2,380,000円を補填し、その金額を減じて計上いたしました。
平成26年9月29日(月)
(株)草津温泉フットボールクラブ
代表取締役社長 都 丸 晃
取締役クラブライセンス対策本部長
菅 原 宏
以上
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