各月のリーグ戦において、最も優れたゴールを表彰する「月間ベストゴール」7月度の受賞ゴールが決定いたしました。
Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー「スカパー!」のご協力による、ファン・サポーターからの一般投票と、スポーツ・サッカーメディア関係者からの推薦によりノミネートされた11ゴールのうち、受賞したのは、第15節 ガンバ大阪vsヴァンフォーレ甲府の試合において、26分に倉田 秋選手(ガンバ大阪)が決めたゴールです。受賞した倉田選手のゴールは、年間で最も優れたゴールに与えられる「最優秀ゴール賞」のノミネートゴールとなります。「最優秀ゴール賞」はシーズン終了後に行われるJリーグアウォーズにて表彰される予定です。
■2014Jリーグ J1リーグ戦 7月度月間ベストゴール 受賞ゴール
・倉田 秋 選手(ガンバ大阪)26分の得点
J1リーグ戦 第15節 7月19日 ガンバ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府 (万博記念競技場)
<Jリーグ選考委員会による総評>
●技術的な観点から
宇佐美選手からのパスをゴールに背を向けて受け止め、自身の足元にトラップしたのち振り返りながらのシュート。
流れるようなモーションからのスーパーゴールであった。ボールを受けてからシュートまで一切無駄のない完璧な動きで、相手チームに守備の時間を与えないスピーディーな一発は、ボールの動きや相手チームのDF、GKの位置などを確認しながらシュートに持ち込むイマジネーションの高さが光っている。2014FIFAワールドカップブラジル大会で目の肥えたサッカーファンをもうならせるゴールであった。
●チーム戦術的な観点から
中断明け初戦の勝利を決定づけたゴールで、チームも波に乗った。宇佐美選手が前を向いてボールを持ったことにより、相手選手が宇佐美選手のシュートを阻もうとするなかで、空いたスペースに倉田選手が走り込み生まれたゴール。
この後、チームは月間11得点をあげ、中断期間前(第14節)の16位から第17節終了時には8位と大躍進を遂げるきっかけとなった。
<倉田選手 受賞コメント>
「月間ベストゴールに選んでいただきまして、ありがとうございます。
個人としての賞をあまり受賞した経験がないので本当に嬉しく思います。
これからも素晴らしいゴールを決めて、月間ベストゴールに選んでいただけるよう頑張ります。」
○宮本特任理事からの質問と倉田選手からの回答
Q1:右足に欲しかったパスが左足側にずれたと思うが、どの時点でシュートのイメージを持ちましたか?
A1:ボールが来る直前に相手DFを見ているのですが、その時に相手DFが左方向に行くだろうと予測し、パスが右足側に来ても左足側に来てもDFとは逆方向に止めようと思っていました。パスが左足側に来たからこそ今回月間ベストゴールに受賞することができたようなゴールにつながったのだと思います。右足側に来ていたら、おそらく簡単に決めていました。
Q2:ゴールを決めた時の気持ちは?
A2:まさかあのタイミングで入るとは思いませんでした。感覚的にシュートを打ったところもあったので、(入って)驚きました。トラップからシュートまでの流れはイメージ通りだったので嬉しかったです。
Q3:ガンバ大阪として、そして個人としての抱負を教えてください。
A3:本当にチームは良い状況にあり、首位ともそれほど勝点差が離れていないこともあるので、これから連勝を重ね、シーズン終了時には首位に立っていたいです。個人的には2014FIFAワールドカップブラジル大会も終わって、日本代表も変わってくると思うので、4年後のワールドカップの舞台に自分が立っていられるよう、Jリーグでしっかり活躍していきたいと思います。
■7月度 ノミネートゴール一覧
・選手名(所属)/開催日/対戦/得点時間(分)
第15節
・ムルジャ(大宮アルディージャ)7月19日/広島/71
・三田 啓貴(FC東京)7月19日/鹿島/60
・小林 悠(川崎フロンターレ)7月19日/清水/54
・倉田 秋(ガンバ大阪)7月19日/甲府/26
第16節
・レアンドロ ドミンゲス(名古屋グランパス)7月23日/仙台/90+2
・カイオ(鹿島アントラーズ)7月23日/大宮/58
・兵頭 慎剛(横浜F・マリノス)7月23日/神戸/21
第17節
・柴崎 岳(鹿島アントラーズ)7月27日/浦和/30
・中村 俊輔(横浜F・マリノス)7月27日/名古屋/4
・宇佐美 貴史(ガンバ大阪)7月27日/神戸/14
・阿部 浩之(ガンバ大阪)7月27日/神戸/72
●ベストゴール以外で特筆すべきゴール
第16節のレアンドロ ドミンゲス選手(名古屋グランパス)のゴール(vs仙台/90分+2)は、相手に対応する隙を与えない素早いシュートでありながら、コース、弾道とも理想的なゴールであった。ゴールを奪うために必要な技術がミックスされた、まさにレアンドロ ドミンゲス選手の真骨頂とも言えるゴール。
第17節の柴崎 岳選手(鹿島アントラーズ)のゴール(vs浦和/30分)も特筆すべきゴール。浦和の7戦連続無失点のJ1記録を打ち破った。素早いカウンターからGKと1対1の場面でも落ち着いたシュートは、技術力のみならずメンタルの強さも見せつけた。
■受賞選手の表彰について
月間ベストゴールを受賞した選手は、ホームゲームの試合会場にて表彰されます。表彰プレゼンターはスカパー!にて募集いたします。詳しくはスカパー!ホームページをご確認ください。(検索は「スカパー ベストゴール」)
※URL:https://my.skyperfectv.co.jp/enq/index/item/E006842/tmpno/0004
■参考:2014Jリーグ J1リーグ戦 月間ベストゴール一覧
月/節・選手名(所属)/開催日/対戦/得点時間(分)
3月/第2節・佐藤 寿人(サンフレッチェ広島)/3月8日/川崎フロンターレ/57
4月/第6節・李 忠成(浦和レッズ)/4月6日/ベガルタ仙台/66
5月/第13節・小林 悠(川崎フロンターレ)/5月10日/鹿島アントラーズ/3
7月/第15節・倉田 秋(ガンバ大阪)/7月19日/ヴァンフォーレ甲府/26
■参考:2014Jリーグ J1リーグ戦 月間ベストゴール概要
昨年に引き続き、Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー「スカパー!」のご協力を得て、以下の概要で年間最優秀ゴール賞を决定いたします。
○選考対象
2014Jリーグ ディビジョン1 第1節〜第34節の全ゴール
(※2013年実績:879ゴール)
○選考者
ファン・サポーター、スポーツ・サッカーメディア関係者、Jリーグ選考委員
○選考方法
(1)ファン・サポーターによる一般投票(インターネット)
J1各試合終了時より、当該節の全ゴールを対象にファン・サポーターの一般投票(インターネット)によりノミネートゴール(各節上位3ゴール)を決定。結果は、Jリーグ公式サイト、およびスカパー!Jリーグマッチデーハイライト番組にて発表。
(2)スポーツ・サッカーメディア関係者からのノミネートゴール推薦
毎月、J1全ゴールを対象にメディア関係者からの推薦によりノミネートゴールを决定。
(3)Jリーグ選考委員による選定
上記(1)(2)の全ノミネートゴールの中から、Jリーグ選考委員が月間ベストゴール(1ゴール)を決定。結果は、毎月理事会後に実施する記者会見で発表。
※選考委員:Jリーグ 中西 大介常務理事、宮本 恒靖特任理事
○ノミネート
月間ベストゴールに選ばれたゴールは自動的に「最優秀ゴール賞」のノミネートゴールとなる。
「最優秀ゴール賞」はシーズン終了後に行われるJリーグアウォーズにて表彰される予定。
以上
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