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浦和レッズ 差別撲滅に向けたアクションプログラム『”ZERO TOLERANCE”(絶対許さない)』の策定について(14.04.15)

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2014年3月23日に差別撲滅を宣言した浦和レッズおよび浦和レッズと提携する国連の友アジア−パシフィックは、差別撲滅に向けた取り組みと目標を定め実施(5カ年)するアクションプログラム(行動計画)を策定しました。

私たちは人種、肌の色、性別、言語、宗教、出自、もしくはそのいかなる理由による差別も認めません。あらゆる差別に対して、『"ZERO TOLERANCE"(絶対許さない)』という断固とした態度で接するとの意識を共有します。

サッカーは、スポーツや社会から差別を撲滅する力を持っています。「行動は言葉よりも多くを語る」という確信のもと、サッカーを通じて結ばれた大切な仲間と共に、差別と戦うために尽力します。

『"ZERO TOLERANCE"(絶対許さない)』は私たちの固い意志を示すとともに、浦和レッズはFIFA(国際サッカー連盟)の差別に対する強い姿勢をサッカーファミリーの一員として最大限尊重し、本アクションプログラムに基づき実践いたします。

クラブ内部での活動はもちろんのこと、ファン・サポーターの方々にもご理解、ご賛同を頂くなどさまざまな活動を展開いたします。

1.期間
2014年4月〜2019年3月(5カ年)

2.活動内容
(1) 選手、指導者、スタッフによる差別撲滅への宣誓
(2) 選手、指導者、スタッフに対する教育・啓発・講習
(3) スタジアム内での啓発活動(専用ブースと印刷物、映画像などによる展開)
(4) ファン・サポーターへの宣誓の呼び掛け(宣誓書と宣誓カードとの引き換えなど)
(5) ファン・サポーターなどの意識調査(アンケート、意見箱)
(6) ファン・サポーターとの意見交換・勉強会
(7) 類似する取り組みについての情報収集と有識者、関係者との意見交換
(8) ホームタウン、政府、自治体との協調的活動(各種会合、講習、イベントなど)
(9) 年次活動レポートの作成
(10) その他必要と認められる各種展開

3.主要目標
(1) 差別撲滅に向けたFIFAのルールや方針に対する選手、指導者、スタッフの意識の向上
(2) 差別撲滅に向けたFIFAのルールや方針に対するスタジアム来場者の意識の向上

4.第三者検証委員会
(1) 差別問題の意識調査を元にし、浦和レッズと国連の友アジア−パシフィックは「アクションプランに関する第三者検証委員会」を設置
(2) 第三者検証委員会によるアクションプランの検証と提言を参考とし、浦和レッズと国連の友アジア−パシフィックは、アクションプランの実施状況を「国連 平和と開発のためのスポーツ局(UNOSDP)」へ正式報告

以上
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