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差別撲滅宣言について(14.03.23)

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本日23日、浦和レッズは、差別撲滅に向けた新たな取り組みを開始することを宣言します。

『差別撲滅宣言』
浦和レッドダイヤモンズは、サッカーファミリーの一員として、第63回国際サッカー連盟(FIFA)総会(2013年)で採択された「人種差別主義及び人種差別撲滅に関する決議」を最大限に尊重し、人種、肌の色、性別、言語、宗教、または出自などに関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為を認めないことを宣言します。
サッカーはスポーツや社会から差別を撲滅する力を持っています。
私たちはサッカーを通じて結ばれた仲間と共に差別と戦うことを誓います。

浦和レッドダイヤモンズ株式会社
代表取締役社長
淵田 敬三


浦和レッズは今後、提携する国連関連機関「国連の友アジア−パシフィック」との連携のもと、速やかにアクションプログラム(行動計画)を策定し、順次実行します。
クラブ内部では、選手、指導者、スタッフが取り組みを宣言するとともに、教育・啓発活動などにより意識向上に努めます。
また、ファン・サポーターのご参画を得ながら活動を展開して参ります。
なお、ファン・サポーターが違反した場合は「最低2年間、スタジアムへの入場を禁止」するなどFIFA決議に基づくJFA懲罰規程を準用します。

FIFA(国際サッカー連盟)は、防止と制裁の両面で強い姿勢で差別撲滅に取り組むことをFIFA規約及びFIFA規律懲罰規定で定めています。

2013年5月に開催された第63回FIFA総会で「人種差別主義及び人種差別撲滅に関する決議」が採択され、人種差別主義及び人種差別の排除は加盟協会の責任とし、FIFAの差別禁止規定を各国協会でも採用することを義務付けました。
本決議を受け、JFA(日本サッカー協会)は、2014年度から差別に関する条項を新規に追加するなど懲罰規程を変更しました。

【ご参考】
JFA懲罰規程(差別)
人種、肌の色、性別、言語、宗教、又は出自等に関する差別的あるいは侮辱的な発言又は行為により、個人あるいは団体の尊厳を害した場合、以下のとおり懲罰を科すものとする。但し、軽度の違反の場合は、譴責若しくは戒告、その他軽度の懲罰に留めることができる。
(1)違反者が選手等(アマチュア選手を含む)の場合は、違反当事者に対して、原則として最低5試合の出場停止処分及び10万円以上の罰金を科す。
(2)同一のチームに所属する複数の個人が同時に本条に違反した場合は、当該チームに勝点の減点処分(初回の違反は3点、二度目の違反は6点)を科す。さらなる違反の場合は、下位ディビジョンへの降格処分を科す。なお、勝点が伴わない競技会の場合は当該チームの競技会への参加資格を剥奪するものとする。
(3)違反者がサポーターの場合は、その有責性にかかわらず、当該チームに対して40万円以上の罰金を科す。重大な違反には、観客のいない試合の開催、試合の没収、勝点の減点、又は競技会の資格剥奪などの追加的な懲罰を科す。
(4)違反者が観客(サポーターを含む)の場合は、最低2年間、スタジアムへの入場を禁止される。

以上
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