名古屋グランパスでは、名古屋市が本年4月にスタートさせたNAGOYA学生キャンパス「ナゴ校」と名古屋市立大学経済学部に所属する学生とともに「学生の学生によるグランパスの研究」に取り組みます。
≪「学生の学生によるグランパスの研究」概要≫
(1)趣旨
【1】地元の学生に大学での活動の成果を活かせる実践の場を提供する。
【2】試合への来場が少ない年代である学生との連携を通して、地域密着へ向けた課題解法を探る。
(2)実施
ナゴ校および名古屋市立大学経済学部・河合篤男ゼミに所属する学生(5名)
(3)研究テーマ
学生の視点からクラブが地域とより密接に関わるための手法、特に学生を中心とした若者世代がサッカー観戦に興味を持ち、サポーターとなる過程を経営学の観点で調査・考察する
(4)研究の過程
【1】学生や若者の消費行動や何かにのめり込むきっかけを検討
【2】アンケートの開発と実施(対象:試合の観戦者および一般の学生を中心とした若者)
【3】調査を元に考察
【4】研究成果の発表(今秋を目処に実施予定)
■NAGOYA学生キャンパス「ナゴ校」について
名古屋市は、市内に12万人いる学生がいきいきと活動している街「学生タウンなごや」を目指し、「名古屋テレビ塔」「市教育館」「久屋大通公園一帯」に設置する新たな学生の活動拠点、いわば大きなキャンパスに見立てた、NAGOYA学生キャンパス「ナゴ校」を今年4月に設立しました。現在、単位互換制度(注)に基づいた授業の名古屋テレビ塔での実施や合同学祭「NAGOYA学生EXPO」の開催など、学生とともに、さまざまな活動やイベントに取り組まれております。
「ナゴ校」の名称は、ナゴヤの学生の学校(略して「ナゴ校」)という意味で、『「ナゴ校」の活動を通じて、みんながナゴヤのことを「考え」(ナゴ考〔コウ〕)、もっとナゴヤのことを「好き」(ナゴ好〔コウ〕)になってほしい!そして、全国・世界から多くの人々が「行ってみたくなるナゴヤ」(ナゴ行〔コウ〕)を目指し、学生×行政×大学×企業×地域など、みんなで力をあわせてナゴヤのまちの魅力と活力を高めよう!!』との想いがこめられています。
(注)単位互換制度とは、他大学が提供する正規科目を受講することができ、それが自大学で単位認定される制度
○参考:NAGOYA学生キャンパス「ナゴ校」公式サイト(http://gakusei-cam.com/)
■名古屋市立大学経済学部 河合篤男ゼミについて
名古屋市立大学経済学部の河合篤男教授(経営学博士)の指導するゼミでは、「地域活性化」や「企業の事業戦略への提言」など、様々な活動を行っており、過去には「下呂温泉活性化プロジェクト」(2008〜2009)、「木曽川ルネサンスプロジェクト」(2010〜)、「サークルKサンクスプロジェクト」(2011〜)などがあります。
以上
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