スタメンの平均年齢23.1歳というガンバ歴史上でもあまり例のない驚異的な若さ溢れるメンバーが3回戦進出をかけた一発勝負の舞台に立った今日の天皇杯2回戦。
相手は1995年に在籍していた元ガンバの中口雅史氏が監督として率いる、現在JFL首位のSAGAWA SHIGA FC。
ガンバもミスが目立つが相手も同じ。両チームともフィニッシュがとれない時間帯が長く続く。
互いの距離が遠すぎて、個人で仕掛けた後の連動性がでず、なかなかフィニッシュにつながらないガンバ。ようやく初シュートを打てたのは26分、そしてこれが先制ゴールとなった。
大塚が果敢に狙ったミドルシュートが川西に当たって左足で押し込んだ。
1-0で前半を折り返すと後半開始早々の47分、FKから速さを生かして縦に抜けたキムがゴール。欲しかった追加点を早い時間帯で奪えたガンバには点差と共に少し余裕が生まれる。
日曜日にナビスコを戦った翌日に組み込まれた45分1本だけの試合形式での練習。今日の若手メンバーが中心だったが、あまりに不甲斐ない出来に監督は「天皇杯に向けてのアプローチ、こんなんでいいのか!」とゲキを飛ばした。
特に今日のセンターバック金と内田はそれを噛み締めて今日のピッチへ。集中力高く無失点で最後まで守り抜いた。
大塚もナビスコに続いてアグレッシブにプレー、芽生えた自信が伺える。
いつもならレギュラークラスのメンバーが2回戦からも名を連ねることが多いガンバ。今日、チャンスを与えられた選手たちのアピールに期待を寄せたサポーターは多いだろう。ガンバ以上に相手はガンバに対しモチベーション、勢いを持って試合に入ってくる。だが、今年は例年のような不甲斐ない立ち上がりではなく、若い彼らの気持ちが感じれる試合だった。
彼らに代役なんて気持ちは毛頭ない!ポジションを奪ってやるとピッチに立っている!まだまだ荒削りな部分はあるが、次につながるプレーを魅せた選手もいる。
勝ち抜くトーナメント・天皇杯。結果だけが求められるこの天皇杯、2-0の完封勝利で11/16(水)19時3回戦VS水戸@万博に駒を進めたガンバ。
今週は総力戦で全員で乗り切らなければならない戦いが続く!若武者たちから勝利でつながれたバトンは次に迫る土曜、リーグの名古屋決戦に確実に渡された!
余談だが、試合後のロッカーアウト、バスが出発する流れも若武者たちは非常に早かった。
以上
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