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AFC U−19女子選手権ベトナム2011 第1戦(vs中国)マッチレポート、監督・選手コメント(11.10.07)

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■マッチレポート
2011年10月6日(木)16:00キックオフ(現地時間)
ベトナム、ホーチミン市@Thanh Long Sports Centre Stadium

U-19日本女子代表 1−1(前半0-1) U-19中国女子代表

大会初戦、立ち上がりは両チームともスロースタートとなったが、9分に中国にパスをつながれ、危ない場面を作り出される。その1分後にも中国に左サイドからの攻撃をゆるし、フリーとなった選手にペナルティエリアの角度のないところからシュートを放たれるも、GK望月ありさのファインセーブで危うい場面を切り抜ける。

徐々に日本がボールを支配し始め、中盤のキャプテン藤田のぞみ、猶本光を中心としてボールを回すが、試合の少し前まで雨が降っていたThanh Long Sports Centre Stadiumのピッチ状態によって思うようにパスがつなげず、なかなか攻撃のリズムをつかめない。25分と28分には京川舞、猶本がそれぞれシュートチャンスを迎えるが、いずれもゴールの枠を捉えられない。

その直後、ボールを奪ってカウンターを仕掛けた中国に、中盤から日本のバックラインの裏を突くボールを出されると、これを中央から左サイドに走りこんだYao Shuang Yanがペナルティエリア内に持ち込み、やや角度のないところから放ったシュートがファーサイド隅に吸い込まれ、日本は1点のビハインドとなった。
日本は41分に右サイドの加藤千佳に替えてドリブルが得意な横山久美を投入、攻撃の活性化を図ったが、前半は0−1のまま終了のホイッスルを迎えることとなった。

後半も序盤から急がずに守りを固めて試合を進める中国に対し、日本はボールを奪ってもハイボールがほとんど中国のバックラインにクリアされるなど、なかなかシュートまでつなげられない。
75分過ぎからは日本が圧倒的にボールを支配して攻撃を続けるものの、人数をしっかり揃えた中国の守備は堅く、なかなかチャンスがつかめない。73分にはトップに張っていた長身の浜田遥がサイドバックに下がり、前線には足で崩すタイプの選手をそろえ、横山、柴田華絵、田中陽子らが積極的にドリブルを仕掛けるものの、決定的なシュートを放つことができない。

そして迎えた93分、ゴールほぼ正面ペナルティエリアのすぐ外の好位置でフリーキックを得る。横山が右足で蹴ったボールはニアサイドのGKの直前でバウンドし、こぼれたボールに詰めていた浜田が押し込んで待望の1点が決まった。
これにより、日本は中国と勝点1ずつを分ける結果となった。

■試合後コメント
・吉田 弘監督 コメント
ほとんど負けていたような試合だったので、なでしこ(ジャパン)ではないが強い気持ちによって最後に追いつき、勝点1を取れたのは良かった。
芝が深かったこともあり、ボールが走らず、自分たちの持っている技術を十分に発揮することができなかった。それによって、やりたいことがなかなかできず、狙ったようなチャンスを作る回数が少なかった。
中国がどのようなトレーニングをやってきているのかは知らないが、試合の中でやろうとしていることははっきりしていた。
自分たちがボールを持っても芝のせいでパススピードが遅くなると、攻撃全体のスピードが遅くなってしまい、その間に引きが早い中国の選手たちが戻ってしまい、そこを崩しきれなかった。
初戦の緊張もあったような選手もいたが、これは本人たちが乗り越えなければならないものだ。
初戦を引き分けという結果に終えたが、まだ優勝できる可能性は十分残っている。

・藤田 のぞみ選手 コメント
初戦ということもあり、緊張しないように、自分たちのサッカーをしようとしたが、入りが固くなってしまった。うまくバランスが取れていない時に先制されてしまい、その後相手の流れになってしまったのは反省点。
試合前には、相手に合わせず自分たちのサッカーをし、個人的にはボールに絡んで積極的に仕掛けていこうと思っていた。しかし、良くないピッチコンディションで1つ1つのパスやコントロールのリズムが変わってきて、小さなことが全体の流れに影響し、長くボールを保持できない状況となった。
勝点3と勝点1では大きく違う。今日は最低限の結果だったと思う。
次の試合は誰が出るか分からないが、絶対に落とせない試合なので、もう1日しかないが、チーム全員で今日の反省を活かせる部分をしっかり改善し、コンディションを整え、気持ちを切り替えて準備をしたい。

・浜田 遥選手 コメント
序盤から相手が守備のブロックをしっかりと敷いていたので、前半は焦って裏ばかり狙ってしまった。ハーフタイムにこれを改善しようと話し合ったが、前半のうちから早めに攻撃の仕方に変化をつけられれば良かった。
得点シーンは、相手GKがこちらのFKのボールをこぼすと思っていたので、GKと同じラインに立ち、こぼれを狙っていた。そこにボールがこぼれて来たので、スライディングで押し込んだ。
2年前のAFC U-16女子選手権で中国と当たった時はそれほど強いイメージはなかったが、2月に(準決勝で中国と対戦した)ロシア遠征に行ったメンバーから、中国はかなり変わったと聞いていた。実際に今日対戦してみて、ターンなどもうまく、とてもレベルアップしていると感じた。
今日、勝てればもちろん良かったが、勝点が取れないよりも良かった。次は勝点3が取れるようにしたい。

以上
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