9月14日(水)16:00キックオフ(現地時間)
U-15日本代表 2-4(1-2) 韓国代表
Fグループ最大のライバル・韓国代表との一戦。お互い手堅く試合に入ることが予想されていたが、前半5分、岡村吾朗(図南サッカークラブ群馬)が伊藤(サンフレッチェ広島Jr.ユース)から横パスに左足を振り抜き、幸先良く先制した。直後から韓国代表のロングボールへの対応と激しいプレスに苦しめられ主導権を握られる。20分に相手ゴールキックから一瞬の隙を突かれ、GKと1対1になり同点ゴールを許す。日本も慌てずバイタルエリアに多くのボールを運び反撃。得意の細かいパス回しで決定機を作るがゴールならず。このまま前半終了かと思われた43分、カウンターアタックでサイドを崩され、最後は韓国代表Lee Gunに中央でダイビングヘッドを決められ1−2で前半を折り返す。
後半から三好康児(川崎フロンターレJr.ユースを投入)。安定したボール裁きを武器に再度で起点を作りリズムを取り戻す。74分にはDF酒井(アルビレックス新潟ユース)の楔のボールを受けた杉本(帝京大可児高)がキックフェイントで相手を交わし、左足で同点ゴールを決める。
その後も攻め続けたが80分、相手CKのクリアボールを再びゴール前に上げられ、韓国代表DF・Yoo Wonjongに強烈なヘディングシュートを決められ勝ち越される。最後まで慌てずパスを回し相手ゴールを目指すも、決定的な場面を作れず、逆にアディショナルタイムに30mロングシュートを決められ2−4でゲームを終える。
・吉武博文監督の記者会見コメント
―今日の試合を振り返って
守備を固めて早いカウンターで得点で狙うという韓国の狙い通りのゲームになり残念だった。我々としては、韓国ゴールに向かってもっとボールを保持しなければならなかった。
―次はホスト国・ラオスとの対戦ですが、どの様な試合になると思いますか?
地元の利を生かして、サポーターの力に後押しされながら、力強い攻撃を仕掛けてくるラオスを相手に、しっかりとボールを保持し「勝ち点3」を目指したい。五分五分の試合になると思う。
・田口潤人選手のコメント
―今日の試合を振り返って?
プレッシャーが厳しい中でも、ポジションを小まめに修正し良い準備ができれば、相手のシュートやプレーに対して対応できると思い試合に臨みました。しかし、相手の位置や味方の状況を把握できていない場面では、次のプレーのイメージができず、良いプレーに繋がらなかったです。
―Fグループ・東アジア最大のライバル韓国との対戦でしたが。
過去何度か対戦していましたし、相手の選手や戦術については分かっていたつもりでした。しかし相手の勢いに冷静さを失ってしまい自分のすべてを出し切れなかったのが悔やまれます。
―次の試合に向けて
今日の結果は良くなかったですが、気持ちを切り替えたいと思います。チームとしても個人としても反省点や課題を整理して、今後の試合で少しでも良くなるように準備したい。
―日本のサポーターに一言
たくさんの方々のおかげで今の自分があると思います。その方たちへの感謝の気持ちをピッチで表現したいです。残り3試合、全勝して良い結果を持って日本に帰りたいです。
以上
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