このたびの東日本大震災の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。株式会社アルビレックス新潟では、平成23年(2011年)3月31日に定時株主総会を開催し、第15期(平成22年(2010年)1月1日から平成22年(2010年)12月31日まで)の事業報告、決算書類報告をいたしました。
つきましては、サポーターの皆様にも株式会社アルビレックス新潟の経営状況について、ご報告を申し上げます。
1.経営成績に関する分析
2010年度の当社営業収入は2,216百万円(前期比8.4%減)、営業費用は2,341百万円(前期比5.2%減)となり、当期純利益は4百万円(前期比95.5%減)となりました。
当会計年度における我が国経済は、企業業績や景気の悪化には底打ちの兆しが見られるものの、先行きの不透明感から個人消費が低迷し、厳しい状況が継続しています。クラブの経営を支える大きな柱の一つである入場料収入も、2005年をピークに年々減少しております。
このような状況のなか、新規チケット企画の立案・販売や継続的な広告営業および全社的な業務の効率化とコスト削減を推進し、当期純利益を昨年に続いて計上することができました。
2.次期の見通し
当社としては引き続きクラブの経営を支える大きな柱となる「入場料収入」「広告料収入」、ホームゲームでのグッズ販売収入や飲食売店収入などの「その他収入」の各部門において、収入増を目指して新企画などを積極的に展開してまいります。
一方、3月11日に発生した東日本大震災により、2011Jリーグは開催を延期し、2011Jリーグヤマザキナビスコカップは大会方式を変更し、ホームゲーム開催日程が減少することが先ごろ発表されました。試合数の減少に伴う入場料収入やその他収入の減少が予想されます。
同震災による先行きの不透明感は強く、個人消費の低迷も予想されますが、収入部門で展開する施策の質を高めて収益基盤を強化するとともに、さらなる経営の効率化に努めてまいります。
*詳細はクラブオフィシャルサイト(http://www.albirex.co.jp/tools/page_store/news_3454.html)からご確認lください。
以上
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