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東北地方太平洋沖地震に対するペトロヴィッチ監督のコメント(11.03.13)

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本日の練習試合終了後、ペトロヴィッチ監督(広島)から東北地方太平洋沖地震に対するコメントが寄せられましたので掲載いたします。

■ペトロヴィッチ監督

こういう震災が起きたことを悲しく思う。そして、災害に遭われた方々に対し心からお見舞い申し上げます。

私、あるいはチームとして、災害に遭われた方々に対する助けになるようなことがあればもちろん行動していきたい。

リーグ戦の試合中止については、適切な判断だったと思う。
今後3〜5週間と、もしかしたら公式戦が行われないかもしれない。

しかし、そういう状況の中でもまず考えないといけないのは、災害に遭われた方々の気持ちだ。試合がないことで気持ちが切れることなど、あってはならない。
選手たちが考えるべきは、災害に遭われた方々が今、どれほど大変な状況にあるかということだ。そして、そのことによって試合ができないことに対して、言い訳は一切言ってはならない。

プロとして、言い訳は必要ない。やるべきことは、どういう状況であっても、やらないといけない。

サンフレッチェのサッカーを楽しみにしている人々は、日本中にたくさんいる。
こういう悲しい出来事があった中、我々がいいサッカーを見せてそういう方々を喜ばせることは、我々に課せられた義務だ。それは、選手たちが持たなければならないモチベーションである。

災害に遭われた現実というのは、本当に悲しい。失望されている方も多いだろう。そういう方々に対して少しでも助けになれば、ということを私たちは考える。

クラブとしてもJリーグも日本サッカー協会も、そういう考え方で何らかの形で支援をオーガナイズしていくと思うし、とにかく被災された方々に少しでも喜んでいただけるようなサッカーをお見せすることが、我々に課せられた責務だ。

以上
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